【ニュース箱】メキシコ産アボガドにある課題

2024年6月18日 Bloombergや毎日新聞
メキシコ産アボガドをアメリカが15日から輸入禁止しているとのこと。
メキシコからアメリカへの輸出は全体の8割程度。

米農産省からの派遣検査官2人が何者かに拘束されたため今回の対応に踏み切ったようだ。
アボガド最大の生産地ミチョアカン州中心に麻薬カルテルの標的となっていて生産者が恐喝などの被害を日頃から受けているそうだ。

調べてみると、NHKのディレクターの方が22年6月に記事を書いていた。

多くの人が飢えに苦しんでいたミチョアカン州で山を切り開きアボガド産業を発展させたことにより多くの人の収入に繋がった。
だが、世界で3割のアボガド生産を担うまでになった産業が麻薬カルテルの新たな資金源としてめをつけられ、カルテルの不当な要求を断った農家が誘拐されるなどの事件も起こっているとのこと。
また、山を切り開いたこと自体が環境破壊につながっている側面もあるとのこと。
そもそも栽培された物を食べるのは多くが先進国の人間で、先進国のアボガドを食べるなどの生活スタイルが生産地に多くの負担を押し付けているのではないかとの指摘もされていた。

これらの記事を読んで、果たして消費者としてアボガドを食べるのが良いのか疑問に感じるようになった。

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