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ゴールデンカムイ聖地巡礼・新潟佐渡の旅2024.6(2日目⭐︎壱)

新潟旅行2日目。

早朝に起きだし、ホテル大浴場で朝風呂。
すっきりと目が覚めた!

駅前からタクシーで、新潟港へ。
今日はフェリーに乗って、佐渡島に行くのだ。

佐渡・両津港行きのフェリーは、快速を誇る『ジェットフォイル』
片道運賃は7050円。
たったの1時間で両津港に到着する。

初めて乗船するジェットフォイル船内は、高速バスのごとし。シートベルトも着用しなくてはならぬ。

ジェットフォイル、出航!

・・・高速と聞いてたので、バウンバウン揺れるのかと思ったら、ほとんど揺れはない。
なんと、船体が水面から浮き上がり、タービンエンジンによるウォータージェットの推力で爆走してるのだとか。
すげーすげー!(大興奮)

・・・すげーのだが、基本、席から離れてはダメだし、シートベルトは着用しとかなあかんし、デッキに出て航行を見ることもできない。
便利で速いけど、そこはつまらんなー。

山猫少尉と雑談してたら、あっという間に佐渡島・両津港に入港した。

ありがとう、ジェットフォイル!
スマートで、カッコいいぜ!

おお、向こうに見えるのは、帰りに乗るカーフェリー!
でっかいなー!(フェリー大好き)

佐渡島に上陸し、次は、バスに乗る。
1時間ほど乗って、島の向こう側、相川地区へ。流れ行く車窓を見ながら、バスに揺られている。

相川地区に到着。

『きらりうむ佐渡』という、佐渡金山をガイドする施設に入館した。
館内にコインロッカーがあり、レンタサイクルも借りれるのだ。

夕方にここに戻ってきて、コインロッカーに預けていた荷物を取りにきたいのだが、あいにく『きらりうむ佐渡』は、営業時間17時まで。
それに間に合うか、微妙なところ。

その辺を係員さんに相談してみたら、
「じゃあ、今日お泊まりのホテルに荷物を持ってってもらえるように、連絡してみましょうか」
と、親切に対応してくれた。

うわー、ありがとうございます!

荷物を預けて身軽になり、電動レンタサイクルも借りて、佐渡島サイクリング開始だ!

『きらりうむ佐渡』を出発。
県道45号『佐渡一周線』沿いに北上する。

電動自転車をぎゅんぎゅん漕いで、相川の集落を抜けたら、海岸線に出た。

うわーー、なんちゅう絶景!

自転車を停めて、海沿いに歩いて行く。

海がキレイ・・・。
空も青く、海も青い。佐渡島、すげえ!

『弁慶のハサミ岩』が近くにある。
Gカムイの聖地はもっと先だが、絶景ポイントがあれば、すぐ停車。

山猫少尉とキャッキャいいながら、浜辺で写真撮ったり散歩したりする。

途中の郵便局で、寄り道。
自転車降りて、自販機でジュース飲んで水分補給してたら、地元のじいさんに声かけられた。
「暑いのにご苦労さんやのー。どっから来たん?」

はあ、京都からです。

うげえ!?京都から自転車でここまで来たんか?

自転車では来てないよ。来れるわけあるか!

水分補給を終え、サイクリング再開。
お、また横道に入ろ。

農道みたいな道を進むと、湾が一望できる展望台みたいなところへ。

うはー、これまた絶景やなー。

サイクリングしたり、寄り道したりしてたら、1時間ちょっと。
目的地の、『尖閣湾揚島遊園』にようやく到着でーす。

途中の上り坂、下り坂の勾配が激しい、曲線も多い難所ばかり。
足がつりそうな激走だったぜ。
大変なサイクリングだった・・・と、しみじみ振り返っていると、とっくの昔に先着してた山猫少尉が、腕組みしながら待ち構えてた。

「おそーい!こんな短い走路、ちゃっちゃと走らないと!さあ、モタモタしてる時間はないですよ。この尖閣湾から、佐渡島での聖地巡礼がはじまるんだから!」

へーい。自転車停めるから、ちよっと待ってね。
あー、暑かった。あー、疲れた。

聖地巡礼の前に、コーヒーフロート飲んで、休憩や。

湾を巡る遊覧船もあるけど、この後の時間の関係で乗らず。入園のみの料金を払って、と。

眼下に広がる絶景、ゴールデンカムイ作中に出てきた風景を眺める。
うおーー、これは・・・!
今日は晴れてるから、めっちゃ綺麗やなあー。

あれが、遊覧船。

海の色が、エメラルドやがな!

たらい舟(練習用)もあった。

さらに、進んでみる。

複雑な地形は、見ていて飽きないよなー。

灯台もあるやん。

まぶすぃ!

岬の先端にある、展望台に行ってみる。

海食崖の道をぶらぶら歩いてみたり。

おー、遊覧船が行く!

尖閣湾の絶景を見て周り、撮影もしまくり。
大満足して、入園施設に戻った。
あー、満喫した。
聖地巡礼もできたし、世にも珍しげな絶景を楽しめたし!
素晴らしいとこでした。

ここのお食事コーナーで昼メシ食うのもアリだが、次の予定があるため、『きらりうむ佐渡』に戻り、レンタサイクルを返却して、定刻にくるバスに乗らなくてはならぬ。

あまり時間もないし、残念だけど、ここでの昼メシはスルーして・・・と話してたら、
「いーや!かんたんなランチセットやったら、こんなんすぐできるやん!パパッと食べて、シャっと自転車走らせたら間に合う!」
と、山猫少尉が言い出した。

帰り道は、のぼり下りの頻発する難所もあるし、時間に余裕もって出たほうが良いと思うけどなー。
私は、おとなしく塩ソフトクリームだけ食べとくことにした。

山猫少尉の注文したランチセットは、まあまあ時間かかって配膳されてきた。

「くっ・・・予想したより、出てくるのに時間かかった。ロスした分、急いで食べなくては!」
と、ものすごい勢いで早食いしだす、山猫少尉。

「くっ・・・このサラダはタマネギだらけじゃん!?アタシはタマネギ食べられへんのに!」

・・・あー、はいはい。いちいちタマネギよけてる時間もないから、サラダは私が食べますよ。

なんとかランチを高速で食べ終わり、再び電動自転車に乗って、『尖閣湾揚島遊園』を出発した。

いいとこだった。ゆっくりとまた来たいなあ。
遊覧船も乗りたいし。

電動自転車をブンブン漕いで、元きた道を爆走する。

ウラー!とばすぜ!
山猫少尉はあっという間に彼方に走り去って行く。

一生懸命、私もついて行くが、上り勾配のある坂道で、スピードダウン。
脚力も限界を迎え、坂の途中で停止してしもた。
太めの羊には、こんなん無理!

自転車降りて、歩いてのぼろう・・・と下車しようとしたら、バランス崩し、ポテっと転倒してもた。

膝もガクガクして、なかなか起き上がれず、四苦八苦してなんとか自転車の態勢を立て直す。
あー、転倒した拍子に、むき出しの左腕を、けっこう擦りむいてもた。
イテテ・・・。

しばらく自転車をおしてたら、坂の上で山猫少尉と合流。

「ええ!?コケたって?羊好大尉がぜんぜん来ないから、どうしたんやろと思って待ってたら・・・時間は余裕あるけど、まだ走れます?」

ちょっと痛むだけで、走行にはまったく支障ございません。
上り坂、キライ!!

多少のトラブルはあったものの、無事、予定通りの時間に『きらりうむ佐渡』に戻ってきた。

レンタサイクルを返却したあと、腕を擦りむいた事を伝えると、係員の方々が私をグルリと取り囲み、消毒液を塗って絆創膏を貼り、包帯を持ってきて巻いてくれた。

あ、ありがとうございます!助かりますー。
人の情けが身に染みる・・・この佐渡で受けた恩は、きっときっとお返しいたします( ;  ; )。

「それにしても、どうやってあんな短い距離しかない坂で、しかも電動自転車に乗って、転倒したりするんやろ・・・」
と、首を傾げてる山猫少尉。

てーい!羊好大尉をなめんなよ!
なんでもない坂を、転がり落ちてまうのが、運動不足の哀しい羊なんだから。

上り坂なんて、大っ嫌いだ!!

【つづく】

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