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残念な母ですが、なにか。

こんにちは、System Kitchenです。

やる気になった大怪獣ともう一人。
我が家にはご長男様がいらっしゃいます。


人扱いと大怪獣。
生物体として全くタイプが異なる兄弟です。


誤解なきよう、申しておきますが、
愛の深さに差はございません。



陽気で優しく、
誰もがあきらめそうになるほどの
絡まったネックレスを、
きれいにほどいてくれる子供です。


思春期に片足を踏み入れましたご長男様。
最近はよく言い合いになります。



母の小言に限界を超えた、
ある日の夕方。
捨てセリフにこう言われたのです。



「ママってなんか残念やわ」



息と声の出し方がわからない経験をしました。



ショックというより
思いっきり、
しかも自分の息子に
貴方残念ね、
可哀想ね、気の毒ね、と言われたようでした。


すぐ頭に血が上りましたが、
同時に納得している自分がいました。



そう。
なんか残念なんですよね、わたし。
彼の言う通りです。
もしかしたら、身近な他の人にも
そう受け取られているかもしれません。
うまく言葉にできませんが、自覚してる部分があるのです。


昔からしゃべるのが早く、
思ったことをすぐ言葉として発してしまうところがあります。
しゃべりも雑。
相手に上手く伝える器量がないのです。
一番言いたかったことがうまく伝わらず、
誤解を招き、人を傷つけ、
時として人が離れていくこともありました。



そんな面を向かって指摘されることはなくなり、
都合よく忘れ、
都合よく見過ごし生活していました。

その結果がこれです。


あぁーーあ。



母の残念さを感じ取ってくれたご長男様。
指摘してくれたことを、
感謝しなくてはなりません。


(ほんとはそんなママじゃないのに俺、無念やわ…)


勝手にそう言い換えて
洗濯機、まわしにいきます。



子育て中のお母様方、
大丈夫です。


残念な母、今日もここに生息しております。



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