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キタダヒロヒコ
2022年11月8日 19:21
7年前、前々任校で行った授業です。あるクラスで、ふいに時間ができたのでよっしゃここは朗読だ、と思い新潮文庫の『中学生に読んでほしい30冊』から二冊をリストアップ。「怖い系と恋愛系どっちがいい?」と生徒たちに聞くと、このクラスでは「怖い系」が多数。夏目漱石の『夢十夜』のことを「とくに第三夜が怖い…。うなされるぐらい怖い」などと紹介しつつ、「でも今日はそれではなくて」と読んだのが、
2022年9月26日 13:57
中3の国語の授業から~俳句の授業記録です。「こんどはクイズ形式です。 ( )内にどんなことばが入ると思う?」 〇( )のボート親子のボート漕ぎかはし 公園のボートです。 季語はなんと「ボート」です。 春の季語なんです。 さてさて、( )内には2音の言葉、 生徒からは「僕のボート」「オレのボート」「わしのボート」って答えがありました。 「さびしー!」(笑) 公園のボート
2022年10月13日 22:12
「かなしみをかかえる人のための短歌」の授業。子どもたちがいつもの授業とはすこしちがう目をしてた、気がした。最初にこんな話をした・・・、「文学ってなに? って娘に聞かれたお母さんが」(まず、これはすごい母子の会話だよ)「娘にこう答えた、『文学というのは、ふだんは人に言えないことを書くものなのよ』」人はみな悲しみの器。という一首もある。岡野弘彦さんのだ。人はみな悲しみの器。