髙山 史徳/Fuminori Takayama

フリーランス(執筆者、研究者、S&Cコーチ、パーソナルトレーナー、) 博士(体育科学)…

髙山 史徳/Fuminori Takayama

フリーランス(執筆者、研究者、S&Cコーチ、パーソナルトレーナー、) 博士(体育科学)、CSCS、行政書士試験合格 https://hrv-for-athletes.com/

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マラソン界で繰り返される「筋トレで重たくなる」論争

マラソン界では、定期的に、筋トレをすると体が重くなるからパフォーマンスに悪影響だと主張する人たちがいます。 本記事では、この主張に対して、科学的根拠と持論を混ぜ合わせて意見します。

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    • マラソンランナー向け:読書のGWに

      下記の2つの電子書籍(Amazon Kindle)は、本日(4月28日)16時から3日間、無料キャンペーンを実施します。 無料キャンペーン中にダウンロードしていただくと、無料キャンペーン期間中はもちろん、無料キャンペーン後でも読み続けることができます。 1つ目は、「マラソン大会の1カ月前には読み終えたい本: 論文と事例で学ぶテーパリング・ペース・栄養の戦略ビッグ3」です。 この本は、マラソンのパフォーマンスを向上させるためのピーキングテクニックに焦点を当てており、テーパリン

      • 一流の研究者とは?

        3月に出版した電子書籍の「はじめに」で、次の文章を記しました。 私の知人の多くは、私が新しい出版物を出した際に読んだ感想を教えてくれるのですが、この書籍に関しては、本の中身ではなく、「筆者は一流の研究者ではありません」という記述に対する突っ込みや指摘、疑問が多かったです。 具体的には、 そもそも一流の研究者とは? 「一流の研究者ではない」は謙遜しているのでは? では何流の研究者だと思っているのか? みたいな感じです。 本文が難しくて、感想が言いにくかった側面もある

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        • 『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』⑨単関節種目vs複合関節種目

          筋トレの世界は、数多くのアプローチが存在しますが、最終的には同じような結果が得られる。 それが「異なるアプローチ、結局は同じ結末説」です。 このシリーズでは、最低限の科学性を保ちながら、時には若干飛躍的な主張も交えつつ、読者がトレーニングを続ける意欲を高めるためのエビデンスを提供します。 目指す世界観は水戸黄門のような安心感。 筋トレ愛好家や初心者の方々にとって、本シリーズが新たな視点を提供し、トレーニングをより楽しく、効果的にする手助けとなれば幸いです。 過去のシリーズ

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        • 異なるアプローチ、結局は同じ結末説
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          高強度トレーニングの直接比較(男性編)

          ※本記事は筆者がECOフォームオンラインサロンで定期的に連載しているコラムからの転載です(一部変更している場合があります)。

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          高強度トレーニングの直接比較(男性編)

          執筆家としての著作物

          フルタイム研究者をやめた数年前から学術論文(査読ありの論文)以外の出版物を執筆する機会を増やしました。 記録ついでに、これまでの著作物を下記します。 今後も積極的に書き続けていきます。 雑誌取材していただいた原稿を校正段階まで確認したものです。 出版社のライターの方との共創を心掛けています。 ※下記原稿を担当 心拍データが教えてくれること ※下記原稿を担当 「主観」「自律神経」「筋ダメージ」を指標にマラソンの疲労度を判断しよう ※下記原稿を担当 心拍変動[HRV]を用

          執筆家としての著作物

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』⑧休息時間の長短

          筋トレの世界は、数多くのアプローチが存在しますが、最終的には同じような結果が得られる。 それが「異なるアプローチ、結局は同じ結末説」です。 このシリーズでは、最低限の科学性を保ちながら、時には若干飛躍的な主張も交えつつ、読者がトレーニングを続ける意欲を高めるためのエビデンスを提供します。 目指す世界観は水戸黄門のような安心感。 筋トレ愛好家や初心者の方々にとって、本シリーズが新たな視点を提供し、トレーニングをより楽しく、効果的にする手助けとなれば幸いです。 過去のシリーズ

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』⑧休息時間の長短

          フルマラソンを8週間で4回走った事例

          ※本記事は、私が研究者として取り組んだ研究成果(下記論文)を解説・紹介したものです。論文の全文はリンクからご覧いただけます。 髙山史徳, 嶋津航, 青栁篤, & 鍋倉賢治. (2018). 市民ランナーにおけるマラソンシーズンの生理学的指標, パフォーマンスの回復ならびにトレーニング負荷と主観的体調との関係: 事例研究. 体育学研究, 63(1), 383-395. 42.195kmを走るマラソンは、身体に大きな負担をかける競技として知られています。 ただし、私たちの研究

          フルマラソンを8週間で4回走った事例

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』⑦ドロップセット

          筋トレの世界は、数多くのアプローチが存在しますが、最終的には同じような結果が得られる。 それが「異なるアプローチ、結局は同じ結末説」です。 このシリーズでは、最低限の科学性を保ちながら、時には若干飛躍的な主張も交えつつ、読者がトレーニングを続ける意欲を高めるためのエビデンスを提供します。 目指す世界観は水戸黄門のような安心感。 筋トレ愛好家や初心者の方々にとって、本シリーズが新たな視点を提供し、トレーニングをより楽しく、効果的にする手助けとなれば幸いです。 過去のシリーズ

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』⑦ドロップセット

          同じキツさで最大のカロリーを消費するのは? 有酸素運動マシンの比較

          ダイエット(ここでは、体重を減らすという意味合い)のためには、カロリー収支をマイナスにする必要があります。 そして、カロリー収支をマイナスにするには、食事コントロールによって摂取カロリーを減らすか、身体活動量の増加によって消費カロリーを増やすか、両方を組み合わせることで達成できます。 このうち、消費カロリーを増やすアプローチとしては、有酸素運動が一般的ですが、ジムに置いてある有酸素マシンには種類があります。 具体的には、 ・バイク(自転車運動)、 ・ローイングエルゴメータ

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          同じキツさで最大のカロリーを消費するのは? 有酸素運動…

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』⑥筋トレの収縮時間(TUT)

          筋トレの世界は、数多くのアプローチが存在しますが、最終的には同じような結果が得られる。 それが「異なるアプローチ、結局は同じ結末説」です。 このシリーズでは、最低限の科学性を保ちながら、時には若干飛躍的な主張も交えつつ、読者がトレーニングを続ける意欲を高めるためのエビデンスを提供します。 目指す世界観は水戸黄門のような安心感。 筋トレ愛好家や初心者の方々にとって、本シリーズが新たな視点を提供し、トレーニングをより楽しく効果的にする手助けとなれば幸いです。 過去のシリーズ

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』⑥筋トレの収縮時間(TUT)

          【電子書籍新発売】行政書士試験合格体験記:試験突破のための思考術

          私自身6冊目(英語版を含めると7冊目)の電子書籍、「行政書士試験合格体験記:試験突破のための思考術」の発売がスタートしました。 本書は、一見すると行政書士試験の受験生向けに見えますが、他の資格試験に挑戦されている方や、仕事との兼ね合いでスポーツ活動に励んでいる方など、より多くの人にとって参考になるであろうスタイルで記しています(特に2章以降)。 ※補足情報 Amazon Kindle Unlimitedの対象本です。 下記は本書の「はじめに」と「目次」です。同様の情報は

          【電子書籍新発売】行政書士試験合格体験記:試験突破のための思考術

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』⑤筋トレの頻度(全身法vs分割法)の影響

          筋トレの世界は、数多くのアプローチが存在しますが、最終的には同じような結果が得られる。 それが「異なるアプローチ、結局は同じ結末説」です。 このシリーズでは、最低限の科学性を保ちながら、時には若干飛躍的な主張も交えつつ、読者がトレーニングを続ける意欲を高めるためのエビデンスを提供します。 筋トレ愛好家や初心者の方々にとって、本シリーズが新たな視点を提供し、トレーニングをより楽しく効果的にする手助けとなれば幸いです。 過去のシリーズ 5回目となる今回読み解く論文はこちらで

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』⑤筋トレの頻度(全身法vs分割法)の影響

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』④筋トレの頻度(全身法vs分割法)の影響

          筋トレの世界は、数多くのアプローチが存在しますが、最終的には同じような結果が得られる。 それが「異なるアプローチ、結局は同じ結末説」です。 このシリーズでは、博士号(体育科学)を持つ科学者で、パーソナルトレーナーでもある筆者が論文をもとに、様々なトレーニング方法の効果を探っていきます。 また、このシリーズでは、最低限の科学性を保ちながら、時には若干飛躍的な主張も交えつつ、読者がトレーニングを続ける意欲を高めるためのエビデンスを提供します。 筋トレ愛好家や初心者の方々にとって

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』④筋トレの頻度(全身法vs分割法)の影響

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』③フリーウエイトとマシンの違い

          筋トレの世界は、数多くのアプローチが存在しますが、最終的には同じような結果が得られる。 それが「異なるアプローチ、結局は同じ結末説」です。 このシリーズでは、博士号(体育科学)を持つ科学者で、パーソナルトレーナーでもある筆者が論文をもとに、様々なトレーニング方法の効果を探っていきます。 また、このシリーズでは、最低限の科学性を保ちながら、時には若干飛躍的な主張も交えつつ、読者がトレーニングを続ける意欲を高めるためのエビデンスを提供します。 筋トレ愛好家や初心者の方々にとって

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』③フリーウエイトとマシンの違い

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』②フリーウエイトとマシンの違い

          筋トレの世界は、数多くのアプローチが存在しますが、最終的には同じような結果が得られる。 それが「異なるアプローチ、結局は同じ結末説」です。 唐突に始まったこのシリーズは、博士号(体育科学)を持つ科学者で、パーソナルトレーナーでもある筆者が論文をもとに、様々なトレーニング方法の効果を探っていきます。 また、このシリーズでは、最低限の科学性を保ちながら、時には若干飛躍的な主張も交えつつ、読者がトレーニングを続ける意欲を高めるためのエビデンスを提供します。 筋トレ愛好家や初心者の

          『異なるアプローチ、結局は同じ結末説』②フリーウエイトとマシンの違い