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【文学フリマ東京38】オムニバスZINE『しくじり見本帖 〜16人の失敗談〜』(4)

いよいよ明日!文学フリマ東京に出店します。

【文学フリマ東京38】
会場:東京流通センター 第一展示場
日時:2024年5月19日(日)
時間:12:00~17:00
入場料:¥1,000
ブース:R-31. 32 京都くらしの編集室のブースにて

連日、新作のオムニバスZINE『しくじり見本帖 ~16人の失敗談~』の内容を紹介していますが、今回4つを紹介して最後となります。


【〝ふつう〟になりたかっただけ…西谷渉】

ライターをしている西谷さんですが、最初に失敗談の原稿を書いたあと、「私にはエッセイを書くのは難しい…」といって、辞退を希望するといった経緯がありました。

エッセイを書くとは、商業ライターとして書くのとは、また全然違う技術が必要で、本当に難しいことなのですが。

西谷さんは今回エッセイを書いてみたことで、それを痛感。一度は諦めたものの、何とかエッセイを完成させ掲載に至りました。その紆余曲折、書き上げるまでの裏側をnoteに書いてくれています。

そこに

エッセイを書くのは、ライターとインタビュイーと編集者を一人三役やるような感じなのです。

とあったのですが、まじでそれな!と思いました。エッセイはライターの技術だけでは書けない。裏側の話と合わせてぜひ読んでもらいたいなぁと思います。

【失敗に効く薬 後悔に効かず…川崎ちづる】

同じ大学に入った2人。同じように合格して入学して、青春時代を過ごしたけれど、その選択は果たして、正解だったのか失敗だったのか。

やった後悔とやらなかった後悔。どちらが尾を引くか?

これからは「やった後悔」をしていきたいなぁと思ったりした。

【装いの笑顔…嵐山ゆりか】

これはもう、失敗談というよりも、人生を振り返る壮大な記録というか。

自分がどんな態度でいるかを、どんな服を着るか、着こなしでたとえつつ書いてあるのも分かりやすく、面白かった。

人はいつだって、自分の着たい服を着ればいいのだよな。

【酒と手料理と靴下と…藤村早】

失敗談では済まされない、命にかかわる大事件。

生きてて良かったですね!!!!と私は言いたい。

私の妹は飲酒運転の事故に巻き込まれて亡くなっているので、お酒を無理やり薦めたりする人がチラリとでも登場すれば、胸ぐらを掴みたくなるくらいの怒りを覚えてしまう。

ので、このエッセイも途中まで怒りながら読んだのですが、最後のオチにほっこりしました。

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そんなわけで4日間かけて、文学フリマ東京で販売する『しくじり見本帖 ~16人の失敗談~』の内容を紹介してみました。

明日はいよいよ文学フリマ当日!入場券は事前に購入して来ていただけるとスムーズかと思います!

13時~14時半、16時~17時は、確実にブースにいるので、ぜひ遊びに来てください。会場でお待ちしています~!
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5/19当日、会場には行けないけど読みたい!という方は、オンラインショップからも購入できます。

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