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予防医学/ 『ねぎ』の栄養素で病気を防ぐ



〈目次〉
1.予防医学とは
2.野菜のチカラとねぎ
3.ねぎの概要
4.ねぎのカロリー
5.ねぎに含まれる栄養素
6.ねぎをおいしく食べるポイント
(1)料理によって種類を使い分ける
(2)色がはっきりしてハリのあるものを選ぶ
7. (参考)日本農業新聞 広報部 ネギ特集
     2024年1月23日付 掲載記事


1.予防医学とは

近年、予防医学という分野への注目度が高まっています。

予防医学とは簡単にいえば「病気にかからないように予防する」という考え方です。

病気にかかってから治すのではなく、病気になりにくい体作りを推進して健康を維持することを目的としています。

栄養のある食を取ることで、病気にかかりにくい
健康的な体にしていく。このことは予防医学の基礎にあたります。


2.野菜のチカラとねぎ
野菜に含まれる様々なビタミンやミネラル、食物繊維は体の健康に欠かせません。
多くの栄養素が含まれ、健康の増進と維持に大きなチカラを発揮します。

今回は、秋と冬が旬の「ねぎ」に注目して解説したします。


3.ねぎの概要
ねぎは大きく分けて、「根深ねぎ」と「葉ねぎ」があります。

「根深ねぎ」は、根元に土寄せをすることで白い部分が多くなるように育てたものです。

一方、「葉ねぎ」は、「土寄せ」をせずに育てたもので、端まで緑でやわらかいのが特徴です。


現在では、全国で根深ねぎと葉ねぎを食べられるようになりました。
以前は東日本では根深ねぎ、西日本では葉ねぎが栽培されていました。

4.ねぎのカロリー
ねぎのカロリーは以下のとおりです。

ねぎ可食部100g当たりのカロリ
根深ねぎ(生) 35kcal
葉ねぎ(生) 29kcal

※出所:  文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)

他の野菜と比べてもねぎのカロリーは高くはないので、カロリーを気にされる方も安心して食べることができます。

5.ねぎに含まれる栄養素
ねぎには、とても多くの栄養素が含まれています。具体的には次のものです。

食物繊維、ビタミンA 、ビタミンE
ビタミンK 、ビタミンB1 、ビタミンB2
ナイアシン、ビタミンB6 、葉酸
パントテン酸、ビオチン、ビタミンC
カリウム、カルシウム、マグネシウム
鉄、亜鉛、銅、
たんぱく質、硫化アリル


6.ねぎをおいしく食べるポイント
ねぎをおいしく食べるためのポイントについて、
ご紹介いたします。


(1)料理によって種類を使い分ける
ねぎの種類によって、それぞれおすすめの食べ方があります。

根深ねぎは加熱によりトロっとした食感となり甘さが増します。

そのような特徴を活かして、鍋の具材や焼き料理に使うのがおすすめです。

葉ねぎは色や香りを活かして、薬味として使われることが多いです。

他にはお好み焼きのキャベツ代わりや、鍋物や丼物の材料として使うとおいしく食べられます。

(2)色がはっきりしてハリのあるものを選ぶ
ねぎを選ぶ際には色やハリをチェックすることがポイントです。

・根深ねぎは白い部分が多く、緑と白の部分の色の違いがはっきりしたものを選ぶ。

・葉ねぎは緑色が濃く、葉の先が枯れていないもの、根元がしっかりしているものを選ぶ


7.(参考)日本農業新聞 広報部 ネギ特集
     2024年1月23日付 掲載記事


参照元:  「Medi Paletto」ホームページ

以上

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