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目標:週1投稿

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最近の記事

主観的な教訓にも客観的な妥当性が必要なのではという話

 ここ数日、僕は先輩の手伝いで不良品の対策をおこなっていた。今日はその中で得られた経験と教訓に対して、考えた事を書く。 経緯  部署の先輩が取り組んでいたクレームの対応(品質改善)で人員が必要となり、僕は現物確認係として手伝っていた。当初根本原因の検討がつかなかったため、暫定対策をしつつ検査で取り除くという方向性だったが、検査方法を確立するための現物確認を進める中で奇跡的に根本原因が判明し、非常にきれいな形で解決することが出来た(工程運用への反映等は残件だが)。尚、良い感

    • プラネタリウムの感想

      先日プラネタリウムを鑑賞してひどく感動したので、今日はそれについての考察を書く。具体的な内容は書かないが構成等は言及しているので、コニカミノルタプラネタリウムを見に行く予定のある人は注意してください。 内容 そのプラネタリウムはただ単に天文学を扱っているわけでなく、星にまつわる映像作品を上映しており、天球型のスクリーンを用いた映画館と言った方が正しい。僕が鑑賞した作品は、ラジオか何かでお便りとともに曲を紹介するという形式で、星にまつわる3つのエピソードが紹介される。エピソ

      • ナガスパに行ってきた話

        今回はその感想。 乗ったもの ・スチールドラゴン ・ワイルドマウス ・バイキング ・白鯨 ・(名称不明)回るブランコ ・アクロバット ・木の「ジェットコースター」 断ったもの ・嵐 ・(名称不明)打ち上げられるやつ ・シャトルループ 自分の絶叫耐性  アトラクションの中には、周りが乗っているにもかかわらず乗るのを断って見学したアトラクションがいくつかある。ここから、自分が拒否反応を示すアトラクションの傾向がわかってきた。 ・極端な急加速をしないこと ・日常で経験して

        • 昔傷つけた人に再会した話

          僕が昔傷つけてしまった人に2年半ぶりに再会した。 昔の話  その人は大学オケの同期だ。パートが近かったので1回生の最初期からそれなりに関りがあった。  踏み込むきっかけとなったのは、その人のピアノの録音を聞いたことだ。僕はこの人になら自分のピアノ曲を扱ってもらっていいと感じた。当時他者に心を開くことがほとんどなかった僕としては、これはかなり特異な発想だった。そして自作を聞いてもらい、話をした。僕は、自分の曲を受け取ってくれていい人としてその人を位置づけた。  しかし、色々

        主観的な教訓にも客観的な妥当性が必要なのではという話

          20230916 言語化について気付いたこと

          「文を作る」と「言葉を話す」はちょっと違うらしい 先日仲良くなった外国人のインターン生に、外国語学習について聞いた。その人は恋人が日本人だったので、毎日の電話で日本語を習得していったらしい。 なんでも、言葉を話す練習と文を作る練習は切り分けた方がよいらしい。というのも、文章は一度書いたものを戻って修正できるのに対して、一度出した言葉は修正できないからだ。 そう考えると 僕がnoteを始めたのは言語化能力を鍛えようと思ったからなのだが、これは会話における言語化という観点で

          20230916 言語化について気付いたこと

          夏フェスに行った話

          少し前の話だが、ロックフェスというものに初めて参戦してみた。今回はその感想を書く。 導入や曲間の使い方にジャンルや個性が出る  純粋なロックバンドの方がおもむろに始まるような演出をしていた。逆にヒップホップや舞台系のアーティストはまっすぐ出てきてお辞儀をして始まる形(どちらかというと声楽や演歌のような)が多く感じた。  これはMCについてもそうで、ロックバンドの方があまり慣れあわずに「ついて来させる」スタンスでのMCが多く感じたのに対し、ヒップホップではほとんど対等な立ち

          夏フェスに行った話

          方言の習得するこころみ

           研修中に同期と取り組んでいたことの1つに、方言の習得がある。今回はその中で思ったことを書いていく。 注:ここで挙げる方言は実際に聞いたものですが、解釈と訳は完全に僕の独断です。違ったら教えてください。 じゃけぇ = ~だから  これが最も象徴的な言葉遣いだった。汎用性が高いのもあって至るところで耳にする。時々、単なる断定のような使い方も聞いたりもした。 ex)まああいつはクソじゃけぇな ぼれぇ~ = すごくorすごい~@標準、えらい~@関西  これも慣れれば使いや

          方言の習得するこころみ

          研修先の自然について

           僕は自然が好きなので、知らない街に行くと大体山を登ったり川を覗いたりする。今回は、僕がつい先日まで過ごした岡山のある街の自然について書く。 立地  その街(エリア)は海に面した小さな街で、陸側は殆どの面を山に囲まれている。街のほとんどは干拓地らしく、海抜は常に低い。先程海と言ったがこれは結構入江で、京橋あたりの淀川よりも狭いくらいである。 海と川  海はまず見た目としてあまり綺麗ではないが、養分は多少あるらしく、ボラのような大きめの魚を頻繁に見かけた。また、1メート

          研修先の自然について

          研修中にいただいた美味しいもの

          岡山での研修がようやく終わったので、覚えている間にこちらで食べたものについて書いておく。かなり色んなものを食べ(させて頂い)たので何回かに分けるとして、今回は郷土料理に絞って紹介する。 ねぶとの揚げ物 ネブトというのはテンジクダイのことで、岡山付近では普通に採れる魚らしい。大人でも5センチくらいの魚だが、体型は普通の磯の魚のようにある程度の幅を持っているので見た目よりはボリュームはある。揚げたものはおつまみとしてスタンダード。味も美味しいが、それ以上にアテとして最適な重量

          研修中にいただいた美味しいもの

          デュシャンとポロック vs ケージ

          おことわり:最近知って感じた内容を書いていますので、いち素人の感想としてお読みください。その道に詳しい者ではありませんし出典もほとんど覚えてません。解釈違いとかご意見ありましたら是非教えてください。 2人の芸術家と、作曲家についてです ちょっと前に、絵画や現代アートに興味を持った時期があり、近場の美術館を巡ったり、本を読んだりしていた。その中でデュシャンとポロックという2人の芸術家について知り、「だとしたらジョン・ケージが凄いな」と思ったのでここに書こうと思う。 デュシ

          デュシャンとポロック vs ケージ