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処理水放出はひとえに信頼の問題

科学的根拠を示しても、国際基準に則った処理フローを示しても「ノー」という人がいるのは、ひとえに行政や大企業が信頼されていないことを意味します。
常にデータが真実なのか?という疑いがあるのですね。
「行政・大企業・国際機関を信頼していません」という言葉が隠されていると思います。

風評被害も信頼の問題

風評というのは、正しい理解に基づいた行動をしない人が引き起こす問題だと思います。
また、故意に流布する意地悪な輩がいることも事実でしょう。

「風評被害が心配です」と述べる裏には「国民を信頼していません」という言葉が隠されていると思います。

事実は放っておいても事実

仮に処理水の汚染度が国際基準の何分の一ということが事実だとすれば、誰が何を言おうがそれは事実ですし、言葉によって事実を変えることはできません。

つまり事実を事実と認識できるかという認識の問題があるわけです。
そして、認識できないのは、それを伝える人を信頼していないからです。

まとめ

というわけで、この問題は「人心」の問題だといえます。
事実が正しいのにうまくいかないとすれば、人の心が彷徨っていることに他なりません。
誰も信じられない人々が、行き場を失って彷徨っているのです。
今の時代を象徴していますね。

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