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他人のコードが読めなくて諦めた道
エンジニアさんの記事を読んで「そうだ自分もその辺の記事を書こう」とさっき思いました。
挫折談です💦
プログラムに出会ったのはずいぶん大昔で、大学時代にFORTRANを勉強したときです。当時は工学部はFORTRAN、経済学部はCOBOLだったかな(?)
その後、会社に入ってから秋葉原でシャープのポケコンを買いまして、それでBASICを使ってゲームを作ったりしました。
最高傑作は飛行機が出てくるシューティングゲームです。
ただ飛んでミサイル撃って当たったらピッて音がなるだけですが。
ゲームセンターにあった「ギャラガ」をイメージして作りました。
そこからまた時が流れて・・
阪神淡路大震災のあと、Windows95が発売されて、96年頃からホームページを作り始めました。HTMLですね。
そして掲示板に興味を持って、自作のCGI掲示板を作ってアップしました。Perlですね。
またまた長い時が流れて・・
とある事務所にいたときにショップの受注管理システムをPerlで作ってイントラネットで動かしていました。
ときどきトラブってました。
その後2005年からWeb制作を仕事にしました
もっと早くから取り組んでいれば、今頃はホリエモンになっていたかも?(なれるかっ!)
最初は問い合わせフォームとかをPerlで作ったりしていましたが、その後PHPをやり始めて、CGIはPHPになりました。
前述の事務所がネット販売のカートと受注管理と両方作ってほしいと言ってきたため、PHPとMySQLでヘコヘコと、半年ぐらいかけて作りました。
あとはアレですね、もうさまざまにPHPで作って、フロントはjQueryで、カルーセル巻き巻きとか、なんでもかんでもやっていました。(カルーセルマキって知らないなかなぁ)
FLASH と ActionScript にもかぶりついたけど、振り落とされました。
で、わりと制作が順調になりだした頃からWordPressの構築とか、カスタマイズとか、やっていました。
そこまではええねん
それまではあくまで「Web制作」の範疇でしたが、それでは先行きが見えないから「システム開発」に乗り出しました。
しかし、
JavaScriptベースでVue.jsとかのフレームワークを使おうとして、うまくいかず。
わりと大掛かりなのをjQueryで処理しているうちにグダグダになりました。
バックエンドはPHPが新しくなるにつれて、mysql関数はオブジェクト志向に対応した新しいものにリプレイスが必要でした。
なんだか分かりませんが、その頃に難しい仕事が重なったり、トラブルが発生したりして翻弄されて・・
自分で書いたコードが追えなくなった
のですね。
パニックりました。真っ白になりそうでした。
納品してるのに、後のメンテができないという、悲劇的な状況に陥りました。
そして運命のブランクに突入です。
チームで仕事ができなかった
データベースを使うようなシステムだったら、イチから作れる自負も実績もありましたが・・
他人のコードが読めない
(のちに自分のコードも読めなくなった)Gitが理解できない
チームで仕事ができない(やり方を知らない)
この3つのせいで、仕事が破綻しました。
そういうことがなんとなく分かってきたときに、初めて自分はSEには向いてないと思いました。
事後処理
最終的に、私はシステムの仕事ができなくなり、システムに寄りかかっていたWeb制作も断念せざるを得なくなりました。
抱えていたシステムは、客先(制作会社)のエンジニアにバトンタッチしたり、友達のエンジニアに振ったり、お客さんに頼んで他の制作会社に相談してもらうことにしたりして・・
なんとか自分が面倒見なくてよいような状態に収めることができました。
自我を失ったような虚ろな毎日で、Web制作を廃業してからは端末も触れないぐらいの状態になって、3〜4年間の休息に入ります。
まとめ
というわけで、単にプログラミングができてソフトが作れるだけでは、システムエンジニアとして成功できないと思います。
テクニック、ものの捉え方、理解力、ツールを使いこなす力、コミュニケーション、しなやかなメンタル、健康管理など、SEとして必要なものを体得しないと、プロとして長く勤めることはできないでしょう。
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