見出し画像

保守(コンサバ)について考える

先の参議院議員選挙で自民党が圧勝したのは何故だろうか、全然分からないなと思っていたのですが、さっき謎が解けました。それは

世の中が不安だから。

人は、不安になると、目に見える確からしいものを求めますよね。
そして守りに入ります。
今までうまく行っていたのなら、それを続けたいと思ったり、故郷に帰りたいと思ったり、人と違うことはなるべくしないようにしようと思ったり、出歩かないようにしようと思ったり。
それはほぼ、当たり前の考えだと思います。

保守(コンサバ)とは

おじいさん・おばあさんからお父さん・お母さんに受け継がれてきたものを自分の世代でも大切にして子供に伝えていくのが「保守」の基本的な考え方ですね。
お父さん・お母さんや先祖が安心できて、喜ぶことをするのが保守です。
誰が見ても素晴らしいものを高く評価するのも保守です。
安心・安全 = 保守です。

保守のデメリット

新しいものは何もないということです。
守ることに重点を置いている以上、新しいものや違うものは出てこないし、出てきても受け入れられません。
自分たちの暮らしに少しでも害があるようなことは、出来るだけ避けたいと思っています。前例の無いことは、やりたくない。
失敗して、大事なものを失いたくないから。

保守派を増やすのは簡単

保守派を増やすのは多分、簡単です。
「新しいことは、こんなに信用できないんですよ」
と言って不安がらせれば、保守になびきます。
解決なんか、しなくてもいいのです。ただ不安がらせれば、保守派は増えます。

子供は国の宝だと本気で思っていない

子供を大事にするのなら、コミュニティのニューカマーを大事にしなければ、つじつまは合いません。
子供が成長するまでは大事にして、成長したら梯子を外す。
誰かの子供だと分かっていれば大事にするけど、どこの子か分からない人は追い出したり潰しにかかったりする。

とにかく、新しいことをするのが怖いのが保守です。
不安に怯えているだけの集団。
若者を信じない集団。
新人をふるい落とす集団。
一方的に、親が子に与えるだけの価値観。

それらはみんな保守です。

やっと分かりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?