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本質にたどり着くためにやることは3つ

本質ってなんでしょうね。
自分が本質だと思っていても、世の中的には違っていることもあるでしょうし。
でも、少なくとも自分が本質だと思えることにたどり着くためには、普通にしていてはダメですし、なんらかのアクションが必要です。
物事が複雑だと要らない情報ばかり見えてきて、それらを払いのけるだけでも苦労するから、時間も手間もかかるはずです。

本質にたどり着くためにやること

  1. まずは → 情報を精査する

  2. 次に → 自分に問いかける

  3. 最後に → 他人に問いかける

最初に情報があるから、まずはそれを正確に捉えて、分析する必要があります。
その際に、自分がどういう捉え方をしているか、その捉え方は間違っていないか、という自分への問いかけも同時にする必要があるでしょう。
つまり、1と2を相互に行き来しながら、情報を精査する必要があると思います。

どうしても迷うなら、他人の意見を聞いたり、他人に問いかけてみて反応をみることが必要でしょうね。

自分のなかの下心や猜疑心や固定観念を取り除く

自分に変な欲があったり、2つ3つのことを同時に満足したいと考えたりすると、焦点が絞れません。
それでついつい、不要な判断をしてしまう。

また、入ってきた情報に対して固定観念(色眼鏡で見る)があると、現象を正確に捉えられないのです。

  1. この人は女だからきっとこう考えているのだろう

  2. 年寄が言うことは自慢話にすぎない

  3. コメディアンに政治のことは語れない

  4. 商品の宣伝はほとんどが作られたウソだ

  5. 女優は整形するのが当たり前だ

といったことは固定観念です。
もちろん、ある程度そういう傾向があったり、過去の体験からその場合が多かったということが、認識に影響していることは考えられます。

ただ、世の中に絶対というものはほとんど存在しないし、目の前に見えていることが、過去に起こった出来事と関係があるかどうかは分かりません。無関係な可能性も沢山あるのです。

固定観念はファーストインプレッションを鈍らせるため、状況を正しく認識するのに非常に邪魔になります。

直感の取り扱い

ある程度、社会経験を持っている人なら、直感が正しいということがあります。情報に触れたときに、直感ではNGなのに理屈で考えてOKだと判断したものの、結果的にそれがNGだったとか。
理屈で考えたときに、余計な概念を入れてしまったのですね。

逆に、直感を信じるあまり論理的に精査・熟考することを飛ばしてOKと判断した結果、NGだったという場合もあります。

このあたり、どちらに重点を置いて考えたらよいか迷いますが、無難な方法としては・・

  1. 直感をどこかに記録しておく(頭のなかでもSNSでもよい)

  2. そのうえで固定観念を持たずに論理的に精査する

  3. 直感と論理判断を比較して確からしい方を選ぶ

というステップを踏めば、少しは正しい判断ができるのではないでしょうか。

本質にたどり着くための時間を惜しまない

やはり物事を判断するのに、ある程度の時間は必要だと思います。
その時間を惜しんで即決した結果、本質とは程遠いものを手にしてしまい、最終的に多くの無駄な時間と、場合によっては多大なコストを、失うということがあります。

本質的なものを手にしたいと思ったとき、それを見極めるための時間や、致命的にならない試行錯誤は、必要なものだと考えるべきでしょうね。

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