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善意のアドバイス

はじめまして

この一文から始めさせていただきます。

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遂にニートを脱却して、今日から新しい事務所でのインターンシップが始まった。といってもGWになるため、また暫く行かないことになる。

なにはともあれ晴れてニートではなくなった私だが、所員さんと話している時にクリティカルヒットを喰らった。休学してインターンしながら社会勉強しているという話をしたところ、「せっかく休学しているのにインターンなんてもったいない。留学すればいいのに」と。

つい最近まで半年近い期間、休学してるくせにニート生活をするというクソムーブをかましていた。そんな私が、そんな鋭利な発言を真正面から受けたら笑顔が上手く作れなくなることは想像にかたくない。

誤解があると困るが、その所員さんはとてもいい人だった。分からないことは親切に教えてくれたし、色々と気にかけてくれた。その発言も私を思っての発言だったことは十分理解している。せっかく休学という人生にあるかないかの時期なんだから、インターンみたいに在学中でも出来ることなんかしてないで、留学みたいに普通は出来ないことした方が経験としていいでしょ。という意味合いが含まれていた。

優秀な人は無意識に優秀ではない人を傷つける。自分が出来ることは他人も出来ると思ってしまうのが人間というものだ。つまり、自分が出来ること可能だと思うこと、それらの認識を押し付けてしまう。そして、それは今回のように優しさのつもりであっても、捉え手側によっては押しつけだと思ってしまう。

優秀な人とはなんなのだろうか。周りに優秀な人が多く、海外の大学に行くのも当たり前の世界といったコミュニティにいる人にとっては、高卒で地元で働く人の事など見えているのだろうか。優秀な人ばかりが集まるコミュニティにおいては、優秀であるだけで、その感性だけで大丈夫なのだろう。しかし、実際問題仕事をしている以上様々な人に出会う。その中には今までの感覚では理解しえない、なんでそんなことも出来ないのかと思ってしまう人もいるだろう。優秀かどうかはさておき人の上に立てる人は優秀な人の気持ちもそうでない人の気持ちもわかる人でなくてはならないのではないだろうか。

そんなことを考えていた。

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手の届く範囲にいるあなたが

幸せでいることを願います

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