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足るを知る者は富む

はじめまして

この一文から始めさせていただきます。

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幼い頃から科学などの知識・雑学が好きであった。そのせいもあってか、哲学や宗教という精神的で曖昧なものがあまり得意ではなかった。むしろ、バカにしている節があった。

しかし、ここ1年ほどで様々な人や考えに触れ、本を読むようになり、考えが一変した。今では、むしろ人間が豊かに生きていくためには哲学や宗教のような精神的なものこそが必要なのだと。こんなことを言われても胡散臭いと思うだろう。1年前の自分なら胡散臭いと思っていたであろうから、その気持ちはよく分かる。

たしかに、科学はこの世界のあらゆることを説明するために必要で、便利な世界を作っているのも科学だ。毎日乗る電車、毎日使うスマホ、毎日使う冷蔵庫。全部科学なしでは存在しえなかった。

だからといって、2000年前の人より絶対に幸せかと聞かれたら分からない。たしかに便利な世の中になったし、豊かな社会になった。しかし、心の豊かさが比例しているかと聞かれたらそうでもないだろう。どれだけ科学技術が発展しても、結局はその人が、生き方や人生をどう捉えているかによって、心の豊かさはかわるだろう。

幸福度というと曖昧に聞こえるかもしれないが、幸福度を左右するのは科学技術の進歩ではなく、どう考えるかという心のあり方だろう。

「足るを知る者は富む」という言葉を知っているだろうか。「満足することを知っている人は、たとえ貧しくても心が豊かである」という意味のことわざである。「足るを知る者は富む」の由来は、老子が記した「道徳教」の一節である。老子は古代中国の思想家であり哲学者。

常に今に不満がある人は不幸だろう。反対もまた然りだ。今の科学技術でも文句を言っている人は2000年後の未来に行ったとしても文句を言っているに違いない。しかし、今の状態に満足している人は2000年前でも2000年後でも常に満足して暮らせるだろう。

心の持ちようだけで、世界の見え方や幸福度は劇的に変わる。哲学や宗教を学んでみてはいかがだろうか。もちろん、1本2万円もする水なんて売りつけたりはしない。

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手の届く範囲にいるあなたが

幸せでいることを願います

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