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SEOあるある早く言いたい #01

株式会社EXIDEAで、SEOコンサルタントを担当する樽見と石川。
彼らが、クライアントの「SEO」にまつわる課題解決に努めてきた中で発見した“あるある”を、インタビュー形式でお届け。
「わかるわかる!」と、思わずうなずいてしまったそこのアナタ。
ぜひ、スキとコメントをお願いします!



SEOあるある その1
「ジャイアントキリングは至難の業」


__樽見さんにとってSEOの魅力ってなんですか?

樽見:2つありまして、まずは「無料」だということ。ドメイン取得などの細かな費用はかかりますし、厳密に言えば記事コンテンツの制作費用はかかります。ですが、じぶんで頑張って書けば、ほとんど原価はかかりません。基本的には、無料で誰にでもできるものなんです。

もう1つは、WEB上で平等だということ。5年前くらいまでは、大企業のWEBサイトにでも個人が勝つ“ケースも多々ありました。今ではアルゴリズムが導入されたことで、そういった個人のWEBサイトは上位から消えてしまいましたが……。

__現在は、大企業の方が有利?

樽見:そうですね。「E-E-A-T」と呼ばれるGoogle独自の評価基準がありまして、たとえば、「Authoritativeness(権威性)」や「Trust(信頼)」の観点から言えば、上場していたり、知名度のある大企業のWEBサイトが圧倒的に強いです。ほかには、政府系のWEBサイトも同様です。“Googleの民主主義”からすると、個人のWEBサイトではなかなか太刀打ちできません。

※E-E-A-T(E-A-T)=「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trust(信頼)」からなる4つの評価基準

__なるほど。個人のWEBサイトでは、検索で一位を取ることは難しいと?

樽見:必ずしも不可能とは言い切れません。かなりニッチなキーワードにおいては、大企業よりも個人が持っているキーワードの方が信頼されるケースもあります。たとえば、ニュース性の高い芸能人のスキャンダル記事。こういうものをタイムリーに書くことができれば、比較的個人でも上位を狙えます。つまり、世の中にとって新鮮な情報やキーワードであれば、競合が少ない分スピーディーに対策を施すことで上位を獲得できるということです。何度目かのスキャンダルであれば難しいかもしれませんが(笑)。

__個人のWEBサイトの場合、そういった戦略で戦う以外に大企業に勝てる見込みはない?

樽見:むしろ個人のWEBサイトに関しては、SEOではなくSNSを主戦場に集客をする方が良いと思います。大企業のようにドメインパワーが強くなければ、SEOで戦うのは厳しいですからね。


SEOあるある その2
「RPGや筋トレなど、レベル上げが好き」


__石川さんにとってSEOの魅力は?

石川:一番の良さは、仕組みとして分かりやすいところ。SEOの答えは「検索結果」に表れるので、まずは上位のWEBサイトやキーワードを分析して、足りない部分の対策を取って、検索順位を確認して、それらを繰り返す中で、副産物としてユーザーへの理解が深まって……というように、道標がちゃんとあるところが好きです。頑張れば頑張った分だけ、順位に反映されることが多いので、RPGや育成ゲームの“レベル上げ”に近い感覚があります。

石川 貴幸|1987年生まれ、山形県出身。SEOメディアの個人運営、toB、toCWebマーケティング事業、SNS運用代行などを経て、2023年にEXIDEAへ入社。現在はSEOコンサルタントとして業務に従事。
妻とポケモンをこよなく愛する、事業部のムードメーカー的存在。

樽見:たしかに。僕は学生の頃ずっとバレーボールをやっていましたが、反復練習を繰り返し、上達を目指す感覚は近いかもしれません。SEOも一朝一夕ですぐに結果が出るものではなく、我慢強く取り組まないといけないので。関連キーワードをコツコツ追加して、そのキーワードに対して肉厚な情報を与えて。運動で例えるなら、筋肉を付けるようなものでしょうか。

__そういえば、社内にも筋トレ好きのSEO担当は多いですよね。

樽見:全員共通ではないかもですが、僕は好きです(笑)。なんにせよ、コツコツと積み重ねることが好きな人は多いかもしれません。


SEOあるある その3
「いつかは知りたい、本当のこと」


__SEOに関する野望みたいなものはありますか?

石川:まだできていないことのひとつですが、カテゴリーで一位になりたいです! 「何々と言えば、◯◯◯◯(プロダクト・企業名)」をSEOの力で獲得してみたいですね。

__そういう意味で、SEO界における最高峰事例は?

石川:うーん、ないかもしれません。認知という意味ではCM的な領域も入ってきますし。SEO的にはどうなんでしょう……。

樽見:少し違いますが、僕がまだ自社メディアを運営するWebメディア事業部にいた頃に、あるジャンルのサイトをいくつか運営していました。その結果、同じキーワードに関して、自社のサイトがほぼ上位を独占したということはありました(笑)。ドトールさんの戦略じゃないですが、屋号を変えて、同じ会社の運営するお店が同じエリアで競い合ってるような検索結果でしたね。

樽見 章寛 |1990年生まれ、群馬県出身。新卒で大手人材サービス会社へ入社し、法人向けの人材アウトソーシングで新規開拓営業を行う。その後、WEBマーケティングに興味をもち、2017年にEXIDEAへ。
SEOコンサルタントとして、新規事業のスケールに従事。趣味は筋トレとかわいい姪っ子へ貢ぐこと。

__それは面白いですね。ちなみに、樽見さんの野望は?

樽見:おそらく全SEOマーケターの切願だと思いますが、いつか答え合わせをしたいという欲望はあります。実際のアルゴリズムとこれまでに培ってきた知見、やってきたことを照らし合わせたいです。今年の6月に、Googleの検索アルゴリズムが流出した事件がありましたが、その際にも答え合わせをして、じぶんの中での納得感を高めることができました(笑)。

WEBでSEOについて検索をすると、アルゴリズムに関するさまざまな憶測が飛び交っていますが、結局のところ、みんな妄想であーだこーだと言っているだけなんです。だからこそ、永遠にわからないブラックボックスの謎を解き明かして、いつかはスッキリしたいです。

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