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クライアントでクランチ動作で首が痛くなる原因について。

・胸腰椎のモビリティ不全。
・肋椎関節のモビリティ不全。
・骨盤後傾が作れない。(脊柱の伸筋群の硬さ、反り腰など)
・脊柱後弯のモーターコントロールが下手。
・腹筋群が弱い(あまり無い)
・リブフレアにより腹直筋の起始と停止が遠い。

腹直筋は抗重力筋のため常に働いている。
見た目を変化させたい、腹筋を厚くしたいなどの目的にはクランチは効果的。
しかし、アスリートでパフォーマンスUPのためにやるクランチは正直、非効率である。
それはなぜか?

・腹直筋の元々の作用は重力に負けないように支持する働き。
・胸腰椎が反りすぎないように、調整するのが主な作用であること。
・特異性の原則を考えるとアスリートの動作におけるクランチは非効率なため。
(しかし、クランチ動作のような動きがある競技には効果的である)

使えない筋肉は無いとおっしゃる人がいますが、広義では無いですが、狭義で考えると歩いてる時には使えない、あるいは競技によっては使えないなどは存在します。

※ボディービルダーなどが背中の厚みをつけるために脊柱起立筋を高重量のデッドリフトで鍛えるのは理にかなってる。(デカくしたいという目的)
しかし、アイソメトリックが大きい運動なので、賛否が分かれる。

一般のクライアント様がデッドリフトで脊柱起立筋をきたえるのはおすすめできない。(痩せたいや引き締めたいなどの目的がほとんどのため)
脊柱起立筋は抗重力筋のため、なにもしなくても常に働いてるため、わざわざデッドリフトで鍛える必要は無いし、怪我にも繋がる。
ハムストや臀筋群を鍛えるのが本来のデッドリフトである。

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