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MMG‐凶悪犯罪対策部- #毎日ネタ出し16日目

【タイトル】

MMG‐凶悪犯罪対策部-

【あらすじ】

警察では対処してくれない問題を扱う民間組織「MMG」。そこでは日夜様々な相談が舞い込んでくる。

当然民間組織なので、解決には金銭を要求する。

しかし、法外な金額を請求することはなく、基本的には後払いが認められているため多くの人から信頼を集めていた。

そこで働く金子優作は凶悪犯罪対策部に所属していた。

民間組織であるものの、警察のように対応する問題によって部は分けられている。その中でも凶悪犯罪対策部はエリートが集まる部署であり、こちらの部署に配属を希望する人も数多くいる。

そんな”凶対部”の中でも、金子は一目置かれる存在であった。犯罪阻止率は歴代の中でもトップを誇り、どんな凶悪犯であっても事前に解決をしてきた。

ある日、1件の相談がMMGに入る。

「助けてください。わ、私はもうすぐ誰かに殺される」

男性からの電話だったが、切羽詰まった声から相当焦っている状態なのがうかがえた。

この電話はすぐに凶対部に回され、金子が担当することになる。

「大丈夫ですか? どうされました?」

「そ、組織に追われているんだ。俺はもう普通の生活がしたいだけなのに、それを許してくれない。無理やり逃げてきたが、もうすぐ追手が来て俺を殺すんだ。は、早く助けてくれ! 金はいくらでも出すから!」

男はかなり焦っている様子だったので、金子は男を保護するために、現在の居場所を聞き出し現場へと向かう。

相談から数十分後に現場へと到着する金子。しかし、そこには既に頭を拳銃で打ち抜かれて死んでいる男の姿があった。

この一件の殺人事件は序章に過ぎなかった。次々にMMGに入ってくる相談。それは殺された男と同様に、「組織に殺される」というものだった。

そして、いつも現場に着いたときにはその相談者は既に殺されていた。

「くそ! 一体どうなってるんだ。今何が起こってる。組織ってのは何なんだ!」

金子はこの連続殺人事件を前に為す術がなかった。しかし、

「ん? 何だこれは?」

死んでいる男の手には小さな紙切れが挟まっていた。

「MMG壊滅計画」

紙にはそう書かれていた。他の部分は破れており何が書いてあるのかは分からない。

この連続殺人を行っている組織とは何なのか。

そして「MMG壊滅計画」とは何なのか。

日本を巻き込む巨大な事件へと金子は立ち向かう。

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