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毎日小説 リアリティのある話

おはようございます。

毎日小説を1,000文字ずつ投稿し「30日間の革命」という作品を100日かけて作るという挑戦をしているtakuma.oと申します。毎日小説35目を無事投稿しました。今日は天気は悪いですが、涼しくて過ごしやすいですね!
ということで、よろしければ1日目からお読みください!

さて今日は、リアリティのある話についてお話しします。

現在はスマホがあれば、世の中のあらゆることを調べることが出来ます。

とても便利な時代です。YouTubeなども合わせれば、自分が体験しなくても、誰かの体験を簡単に見ることが出来ます。なので、小説を書くにあたってはとても役にたちます。革命を起こしたことがなくても、インターネットで「革命」と検索すれば詳しく調べることができます。

そうやって情報を集めていくと、自分が経験していないことでも、知識は増えていき、ある程度はそのことについて話したり、書いたりすることが出来ます。

ただ、それだけではダメなんです。もちろん知識は必要なんですが、リアリティを持たせるためには、やはり自分が体験してみるということも、とても重要なのです。今小説を書いていて、これを痛感しています。

ということで、今日は「自分で体験することの大切さ」を学んだ、私の過去の体験を書いていきます。今日はいつもより長文になりますが、ぜひご覧ください。


体験談① 「仕事にて」

私は以前、教育コンサルタントのような仕事をしておりました。企業へ出向き、社員を教育するための研修や様々なツールを紹介したり、導入のサポートをしていました。そして、営業でお客様のところへ訪問した際に起こった出来事です。

その時は、とくに案件があるという訳ではなく、情報交換も含めたあいさつで訪問でした。

当時の私は、日ごろから、最新の研修や教育の情報をインターネットで調べたり、色々なインタビュー記事を見て情報を収集していました。お客様のところへ行くときは、そうやって集めた情報をよく話していました。

だいたいそういう話をすると、お客様は「へぇー最近はそういうこともやってるんだ」とか「今度うちでも導入してみようかな」など、比較的反応は良かったです。

しかし、その時訪問した企業の担当者は反応が違いました。

私がいつも通り、インターネットで収集した情報を話しても、反応が良くありません。話しが分かりにくかったのかなと思い、噛み砕いて話しをしても反応は変わりませんでした。

しばらく私だけが一方的に話すような形になってしまったので、雰囲気を変えようと、当時自分が実際に参加したワークショップの話をしました。このワークショップは、とくに新しいものでも、珍しいものでもないので、話すつもりもなかったのですが、この話をしてから、担当者の反応が変わりました。

私が体験して感じたことや、周りの参加者の反応などを交えて話すと、担当者から質問をしてくれたり、「それはこうなんじゃないですか?」など意見も言ってくれたりと、とても盛り上がったのです。

だいぶ打ち解けてきたので、思い切って聞いてみました。


<私>
「とくに珍しいワークショップじゃないですが、興味があるんですか?」

<お客様>
「いや、私もそのワークショップのことは知っていますよ。昔からよく行われていますよね」

<私>
「そうですよね。ただ、正直な話、前半の話よりとても盛り上がったので、興味があるのかなと思いまして」

<お客様>
「あー。正直、前半の話は、ネットで調べたらわかる話しだし、よく他の営業の方も同じような話をするので、とくに興味は持ちませんでした。でも、ワークショップの話は、実際に参加されたということで、どんな会だったのかを単純に気になったんです。やっぱりリアルに体験した話しの方が面白かったですよ」

と、実際に言われたのを今でも覚えています。

その時は、とにかく知識が大事だと思い込んでいて、本を読んだり、記事を読んだりしかしていませんでした。

「百聞は一見に如かず」

という言葉が昔からありますが、まさにその通りだと思いました。

当然、情報を集めることや、勉強することは重要です。でも、ただ単純に知識を入れて語るだけでは、人は動かせないんだと、その当時感じました。リアリティが必要なのです。

とくに今は情報化社会です。冒頭に述べたように、自分が体験しなくても、既に体験をした人の動画や記事をみることは容易です。

でも、その経験を話すだけでは、浅いのかもしれません。


体験談②「大食いの店」

これも少し以前の話です。
私は大食いYouTuberの動画が大好きです。なので、動画で見たデカ盛りのお店の話しを友人ともするんですが、いつも「へーそうなんだ」くらいの反応しか返ってきません。

体験談①でリアリティのある話が大事だと気づいた私は、実際にデカ盛りの店へ行ってみることにしました。

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キッチン男の晩御飯 ※この写真は実際に私が撮影したものです

このお肉たちの下にはご飯がぎっしりつまっており、奥のチキンカツ2枚もかなりの大きさです。

前半からかなりきつかったです。今までYouTubeで見ていた大食いの方たちのように、ペロッとたいあげることなんて出来ませんでした。でも、残すことは嫌いなので、全部しっかりといただきました。きつかったですが、かなり美味しかったです。

と、このように実際に自分で体験してみた話しを友人にしてみると、やはり反応が変わりました。チキンカツの大きさや、後半の苦しさなどを話すと、「今度連れてってよ!」とまで言ってくれました。

今までさんざん一緒に行こうと誘ってたのに、まったく興味をもってくれなかった友人が、こんなにも変化するとは正直思いませんでした。


リアルの大切さ

これはあくまで私の体験談ではありますが、自分で実際に体験した話し人に興味を持ってもらえるんだなと思いました。

小説はフィクションなので、私自身が革命を起こすことは出来ませんが、何かを変えたいと思ったとき、行動することが自分の中の革命にもつながるんじゃないかなと思います。

そうやって、実体験してみることで、小説にもリアリティのある話が書けるようになるのではないかと思うので、これからも、色々なことを自分で体験しながら書いていこうと思いました。

長文になりましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。


日報

今日の日報は、上が長文になったので簡単にします。

キャプチャ

スキが2,000を超えました!

これは本当に感謝ですね。毎日感謝しています。

皆さんに届いているか分かりませんが、また動画を撮って、感謝の気持ちをお伝えできればと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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