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chamland
みくり ＃毎日ネタ出し２３日目
【タイトル】
みくり
【あらすじ】
みくり。
彼女は公園のベンチに捨てられていた。
雨が降りしきる中、彼女は必死に泣いていた。誰かに見つけて欲しくて、誰かに気づいてほしくて。
しかし、その声は雨音にかき消されてしまう。
もうすぐ力尽きてしまうかというところで、ちょうど私が近くを通りがかった。今にも消えてしまいそうな泣き声が、雨音の間を縫って私の耳まで奇跡的に届いた。
私は彼女を保護することにする。
なぜ彼女が捨てられたのか、彼女の親はどこにいるのか。
何もかもがわからなかったが、家に着いたときの彼女の笑顔が私を決心させる。とにかく彼女に愛情を注ごうと。
こんな幼い子どもを捨ててどこかに行ってしまう親の元へは返せない。私自身の手でこの子を育てていこう。そう心に決めたのだ。
彼女には”みくり”という名前をプレゼントしてあげた。
警察にも届け出ない。保護されてしまえば、どこの施設に入れらるのかもわかならいし、無理やり親を探されるかもしれない。
誰からも隠れながら、私とみくりの共同生活が始まった。
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