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「ninaru小学生」をつくっています。

エバーセンスの坂上洋一です。2022年10月1日にリリースするninaruシリーズの新しいアプリのPOをしています。

予定通りにリリースできるのか(すでに1ヶ月遅らせているけど…汗)、ちゃんとアプリが動いてくれるのか、ユーザーに喜んで使っていただけるのか……などなど、不安は尽きませんが、今回はとりあえず「なぜこのプロダクトをつくるのか」について書きたいと思っています。

小学生の親って、たいへん。

いまつくっている新しいアプリの名前は「ninaru小学生」です。

本当はもう少しヒネった名前にしたいと思っていろいろ考えたんですが、結局「わかりやすさこそが正義」と、この名に決めました。パパninaru、ninaru baby、祖父母ninaruとか、他のアプリもシンプルですし。

妊婦さんのためのアプリ「ninaru」が初めて世に出たのは2015年です。ママ「になる」から「ninaru」。いい名前ですよね、僕がつけたわけじゃないけど。「心身に負担も不安も大きい妊婦さんに寄り添うこと」というコンセプトは、そのときから今まで一切ブレていません。

ninaruについてはこちらのnoteをごらんください

ninaruをリリースして7年。リリース当初にninaruを使ってくださり、無事出産を迎えたママは、今ちょうどお子さんが小学生の時期に差し掛かっています。「出産までninaruを使ってくださっているユーザーが、産後もninaru babyを使ってくださっていて、段々子どもの年齢が上がっている。ならば、小学生の親向けのプロダクトをつくる必要があるんじゃないか」という話しは、社内で2~3年前からありました。

とはいえ、そもそも小学生の親がどんな課題を持っているのかもわからなかったし、どんなプロダクトをつくっていいか全然わからなくて、ずうっとモヤモヤしていたんです。でも自分が小学生の親になったことで、少しずつ、理解というか腹落ちしていきました。「あ、確かに小学生の親ってなかなか大変だわ」と。

  • 保育園と違って子どもの様子がさっぱりわからない

  • 保育園と違って先生と話す機会がほぼない

  • 保育園と違って仲がいい友達が誰かわからない

  • 大人の目がほぼない状態での登下校が不安

  • 勉強がどのくらいできているかわからない

  • 入学前準備(果てしない名前付けetc…)がしんどい

  • 「勉強を教える」という、新ジャンルのタスクがしんどい

  • 習い事・学童の送迎やスケジュールの把握がしんどい

ちなみに我が家でいちばんしんどかったのは、「勉強できなさすぎ」問題でした。その後に軽度のディスレクシア(読字障害)と発覚し、それなりの対処法を得て何とかやりこなしています(ついさっきケンカしたばかりだけど)。

ninaruの根幹は「親に向けたプロダクト」であること、そして「親の不安に寄り添い、負担を少しでも減らすこと」です。小学生の親にこれだけたくさんの不安や負荷があるのならば、小学生の親向けのninaruもアリなんじゃないかと考え、このプロダクトをつくることを決めました。

ninaru小学生が目指すこと。

ninaru小学生は、以下の2点に焦点を当てています。

1.親の「不」と「負」を減らす
2.子どもに明るい未来を

親の不安、不満、負担を少しでも減らせたら。それがきっと子どもにもいい影響が及んで、きっと子どもの未来が少し明るくなるんじゃないか、と思っています。

1と2では、2を優先します。「親の不や負は解消するけど、子どものためにならないこと」はやりません。反対に、「親の不や負が増すかもしれないけれど、子どものためになること」は、将来的にはやるかもしれません。

まだリリース前だけど、ありがとう。

ninaru小学生の開発には、エバーセンスの半数以上のスタッフが何らかの形で携わってくれています。小学生の親向けの記事を作ってくれているMPのみなさん、年長と小1のドリルを作ってくれているデザイナーとMPのみなさん、アプリの中身を作ってくれているエンジニアとデザイナーのみなさん、スクラムマスターやPMのみなさん、本当にありがとうございます。

全然完璧にできないPOなので、「わかんないよー」とか「ちゃんとしてよー」とか思われてると思うんですけど、みんなで助け合ってどんどんいいモノづくりができている様子は、とても頼もしくて、嬉しいです。リリースまであと少し、みんなで走り切りましょう(リリースはゴールじゃなくてスタートだけど、まぁそれは一旦置いといて)。

そして通称”おじいちゃん”こと、社長の牧野さん。今回のような大きなチャレンジをさせてくださりありがとうございます。全部が全部任されているので、とっても不安です。でも萎縮せず、長嶋さんばりのフルスイングをかまします。

ninaru小学生noteはつづきます!

先ほど書いた通り、MP、デザイナー、エンジニア、みんながそれぞれの仕事をおもいっきりがんばってくれています。

とってもかわいいアイコンができたし、読みやすくて気づきがたくさんある記事もできているし、これまでにない機能も盛り込まれています。みんなのこだわりをもっとオープンにしていきたいので、今後もninaru小学生の開発の様子をnoteで発信します。ぜひ、おたのしみに!