【マガジン原作大賞 連載部門】『遥かなプレリュード』3話
■都立芸術高等学校・屋上
パンをかじる羽田と弁当をつつく小瀬。
羽田「合宿お疲れさん」
小瀬「暗譜したんじゃないかってくらい弾いた」
羽田「レベルアップだな!」
小瀬「呑気だな…そういえば康平はオーディション出るのか?」
羽田「一応な、俺は大学は楽理に行きたいからめっちゃ出たいってわけじゃないけど、まあ演奏を評価してもらえるいい機会だからな」
小瀬「そっか…やっぱみんな出るんだな…」
羽田「そりゃそうだろ?この連休だってきっとみんな血眼になって練習してたと思うぞ」
もぐもぐと