経験したことは発信する|海外駐在するなら最初からやっておきたいこと

海外駐在員のぴよ吉です!

引き続き”海外駐在するなら最初からやっておきたいことBest5”について僕の考えをまとめています。

以前の記事は以下になります。

[第5位 新しいものはすべてやってみる]

[第4位 やりたいことを書き出す]

[第3位 定期的にプレゼントを贈る]

そして本日は 第2位:経験したことは発信する について紹介したいと思います。そして僕が考える以下のメリットを駐在経験と絡めて説明します。

経験したことを発信するメリット
〇 自分の考えを整理することができる
〇 伝える力が身に付く
〇 精神的に安定する

先に申しますと、僕は駐在一ヵ国目(イギリス)の際には、この”発信すること”をしていなく今は非常に後悔しています。
これから説明するメリットを存分に得られる絶好の機会だったのに、このメリットを理解していなかったのでやっていなかったんです。。
しかし、二か国目(アメリカ)に駐在することになり、改めて駐在のメリットをイギリス生活を振り返りながら書いてみた所、その素晴らしさに気付いて今に至る、、という訳です。本記事を読んで頂いた方がこれから説明する”発信すること”の駐在員の視点からのメリットを感じていただけたら幸いです。
それでは以下、書いていきます。

自分の考えを整理できる

駐在先で自分が経験したことは、どんなことでも”非日常”でしょう。
それが例えスーパーへの買い物でも、出勤する時の車の運転でも、日本とは違う要素をたくさん肌で感じるはずです。

ただ、人間は不思議なもので たくさん肌で感じることは無意識にできるのに、言葉にするのが非常に難しいんですよね。

つまり、何かしらの良さ、悪さなどの違いには何となく気づいているのに、その原因には辿り着けていない状態がたくさんあると思うんです。

ではこの違いについて文章にして”発信”してみたらどうなるでしょうか?

文章では、自分の感覚を文字にしなければ相手に伝えることができません。でも書くからには読み手の方に理解してもらいたい!
そこで、”なぜ自分はこう感じたんだろう?”、”なぜこう考えたんだろう?”と自問自答をするわけですね。

この自問自答が、自分の考えを整理することに繋がります。
僕の場合、海外駐在員として働くことは数えきれないほどメリットが多いと現地で感じているわけですが、実際に友達に

友達「具体的に何が良いの?」

と聞かれたら、スムーズに納得してもらえるほど整理して話すことができませんでした。
それも、”なんとなくそんな気がしている”レベルという事なんですよね。

「別にメリットがあるのは変わらないんだから、なんでも整理しなくてもいいじゃん!」

と言う方もいるかもしれませんが、自分の今の環境に対してメリットを感じながら生きるのと、なんとなくで生きるのでは日々の幸福感が変わると思いませんか?

先ほどの、身の回りの非日常を感じる話でも、自分の中で感じ方を発信を通して整理すれば、”日本では当たり前だった良さ” に気付いたり、”現地の面白い特徴”を楽しめたりと、漠然と過ごしていた生活がもう少しクリアになり、駐在生活をもっと有意義なものにすることができると思います。

伝える力が身に付く

さらに、例え自分の中で駐在中に感じたこと、経験したことを整理できたとしても、発信するからには ”100%これを人に伝えたい!”と思うのは当然でしょう。

でも、文章で100%自分の考えを相手に伝えるのは非常に難しいでしょう。
そのため、最近では動画を用いて映像を交えて伝えたり、話し方、書き方に関する書籍で勉強する人が増えています。

僕も含め発信者は、”人に伝える”という魅力に対して試行錯誤し努力するようになります。その過程で”伝える力”が身に付くようになります。

「伝える力ってそんなに必要かな?」

そんな意見を持っている方もいるでしょう。
僕としては仕事をするということは、人同士が協力し合うことが必須なので、伝える力というのは十分価値のあるスキルだと思うのですが、この記事では”駐在員”という立場から必要性を話したいと思います。

駐在中は特に日本人より現地の人間とのやり取りが多くなります。
そのため、やる気のある方は言語を一生懸命勉強し、現地人と良い仕事ができるよう努力するでしょう。

でもこの言語の努力は”伝える力”の一部の要素でしかないんですよね。
人に何かを伝える上で言語という壁は確かにあるので、その努力も確かに必要なのですが、僕が一ヵ国目(イギリス)で感じたのは根底にある”要点を順序だ立てて伝える力です”です。

それは1つ目のメリットで紹介した整理した考えを、どのように相手に伝えるかという点です。
僕の経験では、駐在中「うまく伝えることができなかった。。」と反省することは何度もありましたが、その原因のほとんどが

「日本語だったらどう伝えてたかな?」

という疑問に答えられないことです。
つまり、英語に集中してしまい過ぎて、本来の順序立てた説明ができていなかったパターンですね。言語面は言い直したり、ゆっくり話を進めれば最終的には理解し合えます。

でも、説明の流れは骨格がしっかりしてないとなかなか意図が伝わりません。

そういう意味で、”発信する”という習慣を続けていると、言語とは違う部分で人に物事を伝えるトレーニングになるので、駐在員にとっては非常に相性が良いと思います。

さらに駐在中は身の回りが非日常なので、人に伝えたくなるネタも多く、続けやすいと思うので僕は是非 ”発信”することをおススメします。

精神的に安定する

次の”発信する”メリットは 精神的に安定することです。
OKYという言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。駐在員がよくネタにする言葉で O(お前が)K(来て)Y(やってみろ)の略ですね。

駐在員は 海外生活&好待遇 という華やかな部分だけ取り上げられることが多いですが、もちろん大変なことも多いです。全てのクレームや業務を真面目に受け止めてボロボロになってしまう人も珍しくありません。

そこで僕は精神を安定させるためにも”発信する”ことをおススメしたいです。

不満も苦痛も発信することできっと誰か同じ境遇の方の助けになります。それが人の為に繋がっていると考えるのも一つの精神的に安定する面で良い所、でもさらに良いのは発信しようとするとただの愚痴だけの記事は書こうとはせず、結局最後には、

「じゃあどうするか?」

に辿り着く点でしょう。
不満や苦痛を書くことで文字を通して自分の状況を客観視できます。そしてその状況を踏まえて、自分がどのような行動をするのか?この点にフォーカスできるのが発信することのメリットです。

最終的には自分の行動が状況を変えます。今日あった嫌なことをお酒を飲んで忘れようとするのか、それとも発信の為に文章にしてみて 小さなことでも行動を変えてみようとするのか、未来が明るいのは明らかに後者でしょう。

もしかしたら、その苦痛も文章にしてみたら 大した問題では無かったり、成長の気づきに繋がるきっかけだったりと 見え方が変わるかもしれません。

発信することは このように精神安定面でも大きなメリットがありますので是非おススメしたいです。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか?
駐在中に発信することで、以下のようなメリットを得られます。

〇 自分の考えを整理することができる → 駐在経験の充実
〇 伝える力が身に付く → 非言語面のスキルアップ
〇 精神的に安定する → 幸せな明日の創造

文章を書くこと(動画を作るなども)は非常に頭を使う大変な作業です。
でもそれだけにたくさんのメリットがあり、自分の人生を幸せにする大きな力を持っています。駐在のような特別な経験をしている人には是非発信することで充実した日々を過ごして欲しいと思います。

僕もまだまだ発信を始めて長くはありませんが、今日書いたメリットを感じながらコツコツと続けていきたいと思います。
また、その続けていった先には ”共感する人が集まる”というメリットもあり得ると思いますのでそれを目標に一歩一歩続けていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。皆さんの明日が幸せでありますように!

ばいばーい!

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