越前流川

山陰の出雲地方で神社と神話を外国人に楽しんでもらえないか日々模索中/二児の父。

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出雲にも存在していた要石

新海誠監督の映画「すずめの戸締り」で重要な役割として登場する要石。作中ではダイジン、サダイジンという猫の姿で描かれ、地震や災害を鎮めるものとされています。 この要石、実物が茨城県・鹿島神宮と千葉県香取神宮にあるとも言われています。 なんとこの要石、神話の舞台である島根県出雲市の鹿島神社にも存在していました。 出雲大社から東(伊勢神宮)の方角に車で20分ほど走ったあたりにある神社です。 なんと御祭神も国譲り神話で天照大神から遣わされた、鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちの

    • 神社仏閣とデジタル

      神社とデジタルが組み合わさったものが無いか。 と探していたいたときに見つけたのがこの「デジタル護縁珠(出雲国神仏霊場)」でした。 山陰の神社仏寺を20カ所を巡り、デジタルスタンプを集めることができます。 それぞれの神社仏寺に縁のある漢字一文字が割り当てられており なぜその字になっているのかを知ると学びがあります。 昨日は峯寺に参拝してきました。 峯寺のデジタルスタンプの漢字は【阿】どういう意味なのか尋ねてみると・・  文教におけるサンスクリット語では「阿」は口を開い

      • 誕生日の1日を贅沢に過す

        今日は誕生日。朝5時半に起きる。まだ家族は起きていない。 5時半から6時までの30分間は一人で散歩することにしている。この時間は空気が気持ち良いし、自分一人の時間で1日の始まりとして大好きな時間だ。 今日は仕事だけど、分へのご褒美として、仕事を休むことを決意する。 散歩から帰るとちょうど長男が起きてきたので、朝食の準備をして一緒に食べる。食べている間に妻と娘が起きてきて、「誕生日おめでとう!」と言ってくれる。「ありがとう。大好きだよ。」この言葉はちょっと照れくさいけどおまじ

        • 身近に神話がある幸せ

          この習慣が身について3ヶ月になろうか。出雲神話に縁のある河川沿いを毎日一時間ほど歩いている。だんだんと夏が近づいてきて、川沿いにふく風はヒンヤリとして気持ち良い。 この川というのが日本神話のヤマタノオロチ伝説に登場する斐伊川のことだ。 スサノオが高天ヶ原から追放され、降り立ったとされる船通山(島根県奥出雲町と鳥取県日南長の境に位置)に源を発し、そこから宍道湖まで流入する一級河川である。(宍道湖は島根県出雲市と松江市の間にある全国で7番目に大きく、シジミの漁獲量が日本一の湖

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          日本神話と人口減少を考える

          昨日は月に一回開催されている万九千神社の日本書紀講座に参加してきました。万九千神社は、神在月の頃全国の神々が出雲にお集まりになった時、最後に立ち寄って直会(宴会)をされる場所です。 宮司の錦田さんは能弁でムズカシイ日本神話もとてもわかりやすく、また笑いも交えながらお話しになるので私は月に一回あるこの講座が毎月の楽しみになっています。 私自身今年に入って古事記、出雲国風土記と読んでいたのでちょうど良いタイミングで日本書紀の講座を受けることができました。 講座の中では古事記

          日本神話と人口減少を考える

          今は頑張って縮んでいる状態

          人生ってものごとが進むときと、立ち止まって考えるときと両方あると思うんです。でも今はそのどちらでもないような感覚。 進みそうになるのをグーッと抑えて、進まないように頑張る。抑えて抑えて、まるでバネが伸びないように縮めているような感覚。 まだまだ放してはいけない。伸びないように左右上下バランス良く力を加える。バネが飛んでいってしまわないように。バネ一本一本は自分の今までの経験、自分が持っているもの。これに力を加えながら一本一本丁寧に確認していく。これを持っている、これも持っ

          今は頑張って縮んでいる状態

          アウトプットの大事さを少し勘違いしていた

          アウトプットの大事さって今まで考えていたのは、インプットした内容を自分の中で噛み砕いて整理してより理解を深めること。そして記憶を定着させることだと思っていた。 確かにそれは間違っていないが、もっと大事なのは自分の中で情報を循環させることだと思う。情報の新陳代謝を上手くやること。 そして循環は次のインプットを促す。アウトプットすると次のインプットが自然に入ってくる。 10年以上前、登山家の栗城 史多さんの講演を聴きに言った内容を今でも覚えている。 栗城さんは単独・無酸素

          アウトプットの大事さを少し勘違いしていた

          そろそろAIが人間を超える時のことを考えた方がよいかも

          AIをやっている人達はAIがとっくに人間を超えてしまったことを知っているようです。もちろん特定の分野でですが今後その分野が広がっていくことは間違いありません。 将棋の棋士はAIから学んだ人の方がより強くなり、医師や弁護士でさえAIに取って代わると言います。今、子供達に必要とされている英語とプログラミングの教育も子供達が大人になる頃にはAIが上手くやってくれるでしょう。 計算や暗記科目は人間よりコンピューターの方が得意で一部の大学の試験もAIが解いてしまいます。計算や暗記を

          そろそろAIが人間を超える時のことを考えた方がよいかも

          とにかく歩くのが好き

          さっき息子と二人で夜の散歩に行ってきました。今日は全然寝てくれないので(笑) 仕事が始まってから平日は一緒に遊ぶ時間がグッと少なくなり少しでも遊んであげられれば良いと思って夜の公園で少し遊んできました。まだ夜は少し寒いけど楽しかった。 歩く時間が日に日に幸せに感じる。この時間が永遠に続いて欲しいなぁと思う。 今日は仕事の昼休みに少し外を歩き、仕事が終わって帰宅途中に車をとめて歩き、そしてお風呂上がりに夜の散歩をした。まだまだ歩きたい。 歩いているといろんな匂いを感じて、

          とにかく歩くのが好き

          やれることはやれるうちにやっておくことが大事

          日々の生活の中でこれをやりたいなと思うことは結構ある。 その中でこれはまた今度でよいかとやらずに溜めているものはどのくらいあるだろうか。 小さいことでもやりたいと思ったことはできるだけすぐやるようにしたいと思っている。 お餅が食べたいとかあそこの温泉に行きたいとか、できそうなことはすぐにやる。 海外旅行や国内旅行は行けるうちに結構行っておいて良かったなぁと思う。 今は世の中の状況や家庭の状況からもなかなか行くことはできないし、状況が変わってできなくなることも沢山ある。

          やれることはやれるうちにやっておくことが大事

          効率化と非効率化の切り替えが大事

          時間は大事だってよく言うけれど今はその意味がよくわかる。 自分の場合は子供が生れてから気づかせてもらったから子供には感謝だ。 あれだけ残業をしたり、ダラダラテレビを観たり、とても今では考えられない。 でも世の中には効率化しなければならないことと、効率化してはいけないことの両方がある。 仕事は効率化しなければならないが、自分と向き合ったり自分の好きな事をしている時間は効率化してはいけない。 家事は効率化しなければならないが、子育ては効率化してはいけない。 大事なのはこの両

          効率化と非効率化の切り替えが大事

          身体の場所と意識(魂)の場所

          身体と意識(魂)って同じ場所にあるんだろうか。 確かに眼球がここにあって、手があって身体があってそれをつなぐ脳がここにあるから意識もここにあるような感覚になる。脳は体の信号を受け取ってまた信号を出す機能だから意識とはまた違う気がする。そうなると意識ってどこにあるのかわからない。まさにマトリックスの世界。 最近は外国人と連絡を取ることが多い。彼らとは離れたところにいても近くに感じることがある。この時意識は近くにいるんだろうか。身体の距離は関係ない。逆に身体が近くにいる人でも遠

          身体の場所と意識(魂)の場所

          気持の良い挨拶ができた

          息子を保育園に送りに行くのは今日が最後の日。明日から仕事が始まる。 今日は最高の1日にしたいと思い保育園の先生や他の保護者の方へ元気よく挨拶をした。すると2歳の息子も「おはよー!」と元気よく言った。今まで散々先生やお友達に朝はおはようと挨拶するんだよと言いきかせてきたのにも関わらずそれが出来ないでいた。 今日はそれが出来たことと、元気よくできたことに感激した! でも息子は私の挨拶をよく見ていたのかもしれない。今まで形式的に挨拶していたかもしれない。今日は明らかにいつもと

          気持の良い挨拶ができた

          世界が平和でありますように

          私はテレビは観ないがロシアとウクライナの話は入ってくる。これを機に戦争について自分自身でも少し考えてみたい。 私自身は戦争を経験してはいないが、それを経験した祖父が昔話をしてくれたことを少し思い出してみる。 祖父は第二次世界大戦のその最中家族で大阪に住んでいた。そこで何度も空襲にあったそうだ。サイレンが鳴ると敵の空襲が来てその度に防空頭巾をかぶって防空壕に逃げたこと。何度かもう少しで弾が当たりそうになったことなど話をしてくれた。 ご飯は十分に食べる事ができず、一日にほん

          世界が平和でありますように

          自分の読書史

          今日は、今までに読んで本棚に溜まっていた本を整理し断捨離をした。10年で約100冊。多くはないが自分の今までの読書史とともに人生を振り返る。 その時々で自分の中でブームがある。 20代半ばは、お金を稼ぐことや起業に興味を持ち、金持ち父さんシリーズや自己啓発本を読んだ。この頃自己啓発にハマり本だけでなく講演会やセミナーはかなり聞きに行った。東京や大阪まで行って高額な成功の哲学セミナーに参加したこともある。この時かなりの額を投資していたと思う。 20代後半は、自分の生まれて

          自分の読書史

          ただやっているだけ理由はない

          なぜそれをするのかについて理由を求めすぎて来たのかもしれない。そして後付けて理由をつけることだっていくらでもできる。確かに理由を言うと人は納得しやすいし、理由がないものを人は嫌う。 有名なフレーズで登山家に「あなたはなぜ山を登るんですか?」という問いに、「そこに山があるからです。」と答えたいうのがある。山を登るのだって苦しいし、理由をつけることだってできるはずだ。 「なんで辛いのにそんなことをやっているの」という問いに「確かにやっていたら辛いこともあるけど、理由なんてよく

          ただやっているだけ理由はない