アウトプットの大事さを少し勘違いしていた
アウトプットの大事さって今まで考えていたのは、インプットした内容を自分の中で噛み砕いて整理してより理解を深めること。そして記憶を定着させることだと思っていた。
確かにそれは間違っていないが、もっと大事なのは自分の中で情報を循環させることだと思う。情報の新陳代謝を上手くやること。
そして循環は次のインプットを促す。アウトプットすると次のインプットが自然に入ってくる。
10年以上前、登山家の栗城 史多さんの講演を聴きに言った内容を今でも覚えている。
栗城さんは単独・無酸素でエベレスト登頂を目指されていた。エベレストの7合目あたりを越えると酸素が薄くなり呼吸が困難になる。苦しいので頑張って息を吸おう吸おうとするが余計に苦しくなるとのことだった。
そんな時どうするか。息を思いっきり吐き出すこと。吸うのではなく吐くことに集中する。そうすれば酸素は体に自然と体に入ってくるという話だった。
よく考えれば人間の体の仕組みだって同じだ。出すから入れる事が出来る。自然とお腹がすいてくる。
今までは知識を詰め込めば良いと思っていた。
なるほどアウトプットには次のインプットを呼び込む力があるのか。
インプットとアウトプットのバランスも大事だ。それを自分の中で以下のようにルールを決めてみる。
インプット過多の場合は自分の中で次のような症状が出る。
・本を読んでも内容が入ってきにくい。
・本を読んでも内容が記憶に残っていない。
・本を読んだ時響くものが少ない。
そして逆のケース。アウトプット過多の場合はこうなる。
・知的好奇心が溢れ出てくる。
・自分から取りに行かなくても自然と情報が入ってくる。
情報を入れようとするのではなく自然と入ってくる状態。これが理想だ。そのためにはアウトプットに集中する。
出すことに意識を向けることって大事なんだなぁ。
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