見出し画像

世界が平和でありますように

私はテレビは観ないがロシアとウクライナの話は入ってくる。これを機に戦争について自分自身でも少し考えてみたい。

私自身は戦争を経験してはいないが、それを経験した祖父が昔話をしてくれたことを少し思い出してみる。

祖父は第二次世界大戦のその最中家族で大阪に住んでいた。そこで何度も空襲にあったそうだ。サイレンが鳴ると敵の空襲が来てその度に防空頭巾をかぶって防空壕に逃げたこと。何度かもう少しで弾が当たりそうになったことなど話をしてくれた。

ご飯は十分に食べる事ができず、一日にほんの少しの麦飯しか食べられなかった。白米を初めて食べた時はその美味しさに涙が出たそうだ。私が子供の頃、祖父は食事の前後で必ず感謝のお唱えをしていた。毎日ご飯が食べられることは当たり前の事ではないと身をもって感じていた。

そして兄弟も戦争でなくし、大阪の家は空襲で焼け、命さながらに疎開をした。なので残った兄弟と友人は最後までとても大事にしていたのを覚えいている。

そこから何も無い状態から日本と共に努力して復興をとげた。命をかけて繋いでくれたものが私の中にもある。感謝したい。

すごく貴重な話。もう少し真剣に聞いて覚えておけばよかった。

戦争の悲惨なことが今この時でも起きようとしている。戦争は絶対にやってはいけない。被害も深刻だがその時は人間としてもおかしくなる。

どうか世界中で起きている戦争が止みますように。そして二度と起きませんように。命が守られますように。世界が平和でありますように



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?