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出雲にも存在していた要石

新海誠監督の映画「すずめの戸締り」で重要な役割として登場する要石。作中ではダイジン、サダイジンという猫の姿で描かれ、地震や災害を鎮めるものとされています。

この要石、実物が茨城県・鹿島神宮と千葉県香取神宮にあるとも言われています。


なんとこの要石、神話の舞台である島根県出雲市の鹿島神社にも存在していました。

出雲大社から東(伊勢神宮)の方角に車で20分ほど走ったあたりにある神社です。


なんと御祭神も国譲り神話で天照大神から遣わされた、鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)と香取神宮の経津主神(ふつぬしのみこと)と共通しています。

この鹿島神社の近くに要石が存在します。

南に歩いて15分ほど行くと・・
ちょっとわかりにくい場所でしたが、要石がありました!!


この消えかけの文字がなんとも味を出しています

万葉集に載っている詩も書かれています。

昔から地震や災害が少ないと言われている出雲。
この要石に守られているお陰なのかもしれません。

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