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それぞれの個性や地域資源を活かした復興へ。能登半島で生まれている未来へ向けた動き

ETIC. Letter 2024年2月19日号の内容を一部加筆修正して転載したものです。

春一番が吹き、暖かくなってきましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今月も、能登の現状について、お話したいと思います。

まだ道や水道などのインフラが整うには時間がかかりますが、できることから復興への動きがはじまっています。2月11日には、南三陸の商店街のみなさんのサポートを受け、「一本杉復興マルシェ」第1回が実現しました。

特に奥能登エリアではまだ厳しい状況にある方もいらっしゃいますが、今回の経験を次の世代につなげていくための動きも生まれています。能登半島ではもともとそれぞれの市町やその中のさらに小さなエリアが独自の顔を持ち、それぞれの世界観を持っています。世界農業遺産に登録された能登の「里山里海」や、能登半島200ヶ所で繰り広げられる日本遺産「キリコ祭り」などの共通の地域資源も持っており、豊かな地域資源があります。

ただ大きな流れを待つのではなく、小さなことに誇りを持ち、これまで育まれてきた生活・環境も大切にしながらこれからの能登の姿を描いていく勉強会も開催されています。
その一つとして、東北の復興に深くかかわってきた株式会社雨風太陽の代表を務める高橋 博之さんが中心となって地元メンバーとの勉強会を開催しています。その中でも「地元がなりたい姿を描くことが重要。行政にもまちの声を届け、一緒につくる」ことが話されています。

御祓川の森山奈美さんは、「能登は、地元経営者のみなさんが地域のことを考え、支えている。」と言います。まさに、今、各地域で行政と民間が連携しながら、地元の方々と共に能登らしい復興計画の立案がはじまりつつあります。

ETIC.でも御祓川さんと共に、地域を支える地元事業者のみなさんや、地域のハブ的な役割を担うコーディネーターの方々の元に、右腕人材を送り込みながら、取り組みをサポートしていきます。
少しずつ、みなさんへお力お借りしたいことも整理がついてきそうです。随時、呼びかけをさせていただきますので、是非ご協力お願いします。


●能登半島地震・報告会&意見交換会
月に1回のペースで能登のみなさんにも参加いただき、現状や今後の動きを共有する場を設けています。ご関心ある方は、どなたでもご参加ください。
【第2回】2月20日(火)14:00-15:30 
【第3回】3月12日(火)16:00-17:30
 >>申込はこちら

●能登復興ネットワーク/Facebookページ新設
現状をリアルタイムで発信していくアカウントになると思いますので、是非フォローください。

●能登復興ネットワーク/クラウドファンディングNEXT GOAL挑戦中

●御祓川/復興メンバー募集
①復興サポーター登録フォーム
能登の長い長い復興の道のりを共に歩み支えてくださる方を募集します。現地・リモートやボランティア・優勝など多様なかたちでの関わり方があると思っています。

復興クラファンのライター&プロジェクト伴走プロボノ
能登復興関連で、地域のみなさんがクラウドファンディングを立ち上げる際の伴走&記事ライティングをサポートくださるプロボノを募集します。

未来を感じるアイデアや起業家インタビューを発信!ETIC.運営の「DRIVEメディア」

現在、参加者募集中の機会をご案内

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