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転職時の条件提示に満足、でも再交渉すべき

転職活動中に、内定を貰うと
当然のように舞い上がってしまいますねよ。

内定の連絡と同時に、
賃金などの条件提示もある訳ですが、
意中の企業であるほど、
想定年収をクリアしていれば、
これで良しと思ってしまいます。
でも、ちょっと待って!!
その条件で本当に大丈夫ですか?

  • 賞与の想定金額は過去の実績と乖離はありませんか?

  • みなし残業がある場合、実際のあなたの想定する働き方で不利益になりませんか?

  • 企業型確定拠出年金や退職一時金制度はどうなっていますか?

  • 住宅手当等の企業によって取り扱いの異なる手当はどうなっていますか?

  • 賞与がある場合、評価期間によっては、最初の年度の年収に大きく影響しませんか?

上記はほんの一部ですが、
お金に関わる事だけでも、
提示された条件に対して
チェックすべき点は多いものです。

細かく確認すべきなのは勿論ですが、
言うまでもなく、転職は
収入を大きく変えるチャンスでもあります。

一般的に一度入社すれば、
どんな会社でも社内評価制度の幅でしか、
評価を見直せません。
満足できない条件に対して、
安易に入社後に適正に評価してもらえば良い等と考えると、
あなたがどんなに優秀でも、
本来の希望条件にたどり着くのに
数年を要する可能性があります。

しかし、
入社時の条件交渉であれば、
大きな金額の範囲で、
条件を見直すことができます。
これは数少ないチャンスです。

採用される側としては、
条件交渉をお願いすると、
お金に煩いやつだと思われるのでないかとか、
思ってしまいがちですが、
それは違います。

自身の能力やスキルを、
正しく客観的に評価した上で、
適正な対価を求められる人材を
企業は悪く評価しないでしょう。
(勿論、度を越えた要求は別です)

最初の提示条件が、
あなたの最低要求を超えていたとしても、
慌てずに条件を細かく確認しましょう。
そして、
自分の能力やスキルを冷静に見つめて、
交渉の余地があると思うなら、
少なくとも一度は、
条件交渉を申し出てみるべきです。

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