全ての良いものは与えられたもの
人は皆多種多様に美しく繊細精巧に創られていて、彼らから生み出されるあらゆる良きものに度々感動する。
同時に自分一人の力などたかが知れてる、とも思う。
これは悲観や諦めではなくて、だから「人間(人との間)」なのだなぁと思い直してる。
これまで得てきたものは全部、自分の個性と意志と行動に付いてきた、"人・神様からのプレゼント”だった。
ただそこに個性と意志と行動があるだけでは、成らなかった事が沢山あると思う。多分殆ど、いや全部そうかも知れない。
備わってる資質や生まれ育った環境から、与えられたもの。
どう活かすかは自分次第だけど、活かすための力、教育、反面教師、インスピレーションやアドバイスをくれたのだってこの世界、人、神様。
衣食住だってそうだ。
私たちは、先人が、この世界に備えられた材料を駆使し築き上げてきた、あらゆる物事の恩恵を受けている。
何よりも前に、世界、命そのものが、与えられたもの。
一体自分の何を誇れるだろう。
命、信仰、希望、受けてきた愛、知恵、健康、大切な人、ペット、理想の生活、お気に入りの家、仕事、、
今のわたしの持分。
それは自分が頑張ってきたから?
確かに、めちゃくちゃ頑張ってきた。でもちっとも頑張らずに生きてきた人なんか居ないと思う。
「自分の努力だけで得たもの」など私には何一つない。
全ては、自分に与えられた資質を用い、意志を行動にしながら、沢山の偶然や幸運の中で、祈り求めて行く中で、与えられたもの。
その内、何故か自分には与えてもらえなかったものもある。
でも振り返ってみれば、欠けや弱さこそが私を進ませ、成長させてきたことがわかる。
私にできる最善は、与えられた生を健全な動機・方法で用いていくこと。
自分の持分に慢心せず、感謝を持って、分かち合いながら生きていけますように。
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