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どうして海外移住という発想に行きついた?(2)

こんにちは。今、住んでいるドバイは、だんだんと朝晩涼しくなり過ごしやすい季節に移行していっています。2021年の9月に下見に来て、同年12月に移住をして、あと2ヶ月で丸一年になります。

私は、20代から都内で仕事をして、結婚して、子供が生まれて、40代に入ってから、はじめての海外移住を決行しました。

この記事では、
「なぜ海外移住に思い至ったか」について、触れたいと思います。

やや、メルボルン&ワイヘキ島の紹介noteと化していますが、よければ読んでください。前回(1)のノートはこちらから。


一生のうちに一度は住んでみたい場所

それは、なんとなく今後の話をしていたときだったと思います。生きているうちに行きたい場所として、夫から意外な国名が挙げられました。

「僕は、なんとなくで、自分でもよくわからないけど、ニュージーランドに行ってみたいんだよね」

ニュージーランド。山・川・湖・海・ワイン・非核国・寒そう。この程度のイメージしか湧かない乏しい知識量。世界の富裕層たちが集っていることは知っていたけれど、行ったことがないのでなぜそんなに人々を惹きつけるのか、よくはわからない…

この日から、ニュージーランドへ、旅行ではなく「住める」ようになるためにはどうしたら良いかのリサーチを始めることになります←まだ行ったこともないのに(往々にして、最上級志向&走りながら考えるスタンス)

行きたい国にリーチするためのパス


ニュージーランドに住むための方法は大きく3つ(当時)。現実的に叶えられる角度が高いのは、就労です。

  1. 就労する

  2. 投資をする(3億円以上の投資を4年以上継続すること)

  3. ニュージーランド国籍保有者と結婚する

ただ、これに加えて、第4のオプションがあることを知りました。それは、

「オーストラリアで永住権を取ると、
ニュージーランドでの居住が容易になる。
そしてその逆は難しい」

ということ。

どうせなら、一挙両得がいい


個人的には、ニュージーランドよりもオーストラリアの方が馴染みがあります。オーストラリアにも行ったことはないものの、中学生の頃にケアンズから交換留学生が来て家に泊まったことがあったし、その時に生徒達と一緒に来ていた先生は、その後ふたたび来日し、友人の家に住んでいたことがありました(残念ながら、その際に阪神大震災で被災され、友人と共に亡くなってしまいました)。

海外に住むとして、いきなり田舎はつらいかもしれない。オーストラリアならシドニーやメルボルンは都会のイメージがあり、そこならば自分が住んでいるイメージも湧きやすい。オーストラリアにも住めて、ニュージーランドも取れるならば、オーストラリアを入り口にした方が圧倒的にお得。

ということで、ここでようやくオーストラリアとニュージーランドへ、まずは行ってみよう! となります。ちなみに、上記のリサーチにかけた日数はおよそ3日間程度です。

ココに住みたい熱が高まる


はじめてのオーストラリアはメルボルンへ。そして、ニュージーランドはオークランドを拠点に、ワイヘキ島にも足をのばしました。

とにかく、食べること・ワインを飲むことが大好きなわれわれは、心の底から、滞在を楽しみました。美しい自然と街並み。ワイナリーでいただく新鮮な牡蠣とフライドポテトにワイン、マーケットで手に入る新鮮で美味しい野菜やお肉。そして、陽気でオープンな人々。

サウスメルボルンマーケット
さまざまな牡蠣があり、その場で食べることができる
もちろん、ワインも売っているのでペアリング可能
オークランドからすぐのマタカナ・ファーマーズ・マーケット
オークランドのマーケットにあるチーズ屋さん
ワイヘキ島のタンタラスエステート。牡蠣と芋。完璧なマリアージュ
オーストラリアとニュージーランドの牡蠣はあまり大きく育てないので
フレッシュでクリーンな味わい
ワイヘキ島にはたくさんのレストランがあり
エアビーから徒歩圏内にあった
こちらはスペイン料理
ケーブルベイヴィンヤード。
ビーズクッションが置いてある
アウトドア席は小高くなっており海が見える


帰国後に、すぐやったこと


そして、帰国後はオーストラリアへの移住に向けて、具体的に行動していくことになります。わたしたちがやったことは以下です。

  1. 自分たちがアプライできるビザ要件の整理(リサーチ)

  2. 友人たちに「オーストラリアへ移住したいと思っている」ことを話す

  3. IELTSの試験勉強をする

ビザの申請者である夫のスペックと、オーストラリアにあるビザの種類を照らし合わせるためにまずはひたすらリサーチをしました。おおまかには、旅行前に把握していたため、こまかな質問に答えてくれるエージェントを探しました。

※わたしたちがビザ取得に向けて取った具体的なプロセスについては、また別noteで書いていけたらと思っています。

まずは技術独立系のビザ(S187)を狙いましたが、一方で企業への就職も念頭に置き求人を探したり、友人に「オーストラリアへ移住したいと思っている」と話していきました。

IELTSに関しては、オーストラリアおよびニュージーランドへ移住したい人にはほぼほぼ受験がマストになるかと思います。ビザの種類によって必要なスコアが違いますが、O.A 6.0以上が求められるビザが多いようです。最終的に、グローバルタレントビザというビザの申請をしたので、その際は配偶者にもスコアが求められるため、私もIELTSを受験しました。

とにかく、移住へつながるかもしれない、と思える行動は、とにかく全部やることを決めて、行動しました。ここからは、今がんばらなきゃ、いつがんばる? そんな気持ちで、できることを探り、邁進していくことになります。

次回へ、つづく


需要があれば、ビザや会社設立などについても書いていこうと思います。読んだよ、のいいね❤️ をしていただけたらうれしいし、励みになります! 

また、聞きたいことなどあれば、お気軽にコメントをお寄せください🙂

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