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風邪を知っておうちで安心して過ごそう④風邪の時にママが確認すべき2つのポイント

前回、薬を飲んでも、ウィルス性の風邪自体が早く治る訳ではないのに、薬を処方する3つの理由とお伝えしました→こちら

ウィルス性の風邪の時は、自分の免疫で治すしかないなら、病院に行って薬をもらう必要はないのかな。

子どもを病院に連れて行くと、違う病気をもらわないか心配だし、このくらいの風邪で薬を飲ませるのにも、ちょっと疑問がある。

だけど、、、
病院に行って診察してもらわないと不安だし、薬を飲ませないで放っておくのはかわいそう・・・

そう思うママの気持ち、わかります。

きっと、
そう思うのは子どもが愛おしいからこそ。

そんなママが、身体本来のチカラや病気をみるポイントを知れば、子どもが風邪っぽい時も安心して対応できます。

いつも子どもと一緒に暮らしていて、変化を敏感を感じられるママだからこそ、確認できるポイントがあるのです!

ウィルス性or細菌性、どちらの風邪か確認する2つのポイント

「ウィルス性の風邪は自力で治すしかない」「細菌性の風邪は抗生剤が効く」という事は、ウィルス性か細菌性かわかったら、病院や薬を利用するかどうか判断するひとつの目安になりますね。

確認するポイントは2つあります。

①熱の状態
ウィルス性:熱は夜に上がり、朝に少し下がる。変動は1℃以下が目安。
細菌性:熱は朝になっても下がらず、高い状態が続く

②症状
ウィルス性:咳・鼻・喉の複数の症状がほぼ同程度で、一緒にでる。
細菌性:細菌は特定の臓器に感染するので、1か所に強く症状がでる。

細菌性の風邪と判断したら、病院で医師の診察を受けましょう。

ウィルス性の風邪かなと思って、子どもの様子がいつもと変わらなかった場合は、しばらくおうちで様子をみてみるのもひとつの手です。

「いつもと変わらない」というのは、

・乳児なら、いつも通り母乳やミルクが飲めている様子
・幼児以上なら、いつも通り話ができる様子

がひとつの目安です。

子どもが「いつもと違う」「何だかおかしい」と思ったら、専門家へ!

「いつもと違う」「何だかおかしい」と思ったら、小児救急に電話相談したり、医師の診察を受けたりしましょう。


「いつもと違う」というのは、

・意識がない、ぐったりしている
・水分がとれていない、脱水症状がある
・呼吸がおかしい
・40℃以上の熱が2〜3日続く
・4日以上症状が続く
・生後半年以内に、40℃以上の熱が出た

などが、目安になります。

まとめ:いつも一緒にいるママだからこそ、子どもの様子の違いがわかる

『母親の勘はすごい』と言われるように、いつも一緒に子どもと暮らすママだからこそ、子どものいつもの様子は1番よくわかっているはず。

例えば、

体調が悪くなる時はいつも鼻水からはじまるとか
よく吐くけど、その後すっきりする事が多いとか

子ども1人1人の特徴がありますよね。


不安になったり、判断に迷ったりする時は、専門家に聞いてみましょう。

ママの不安は子どもに伝わります。医師に子どもを診てもらう事でママが安心するなら、子どもも安心します。


次回は、風邪で病院へ行った時、薬の処方を必要最低限にするために、お医者さんにする3つの質問をお伝えします♡


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