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神との対話

皆さんはこの本をご存知ですか?
ニール・ドナルド・ウォルシュという人が書いた本です。
タイトルもとてもシンプルにこの本を説明しています。
まさにこれは著者がある時に神と対話を始めて
その内容がそのまま本になったものです。

信じる、信じないは置いておいても
私はこの内容にとても感銘を受けました。

私は生まれた時から、ひとり親の母が入っていた新興宗教に入っていました。
そしてその宗教の教えにどっぷり浸かった母に育てられました。
でも死んでから行く場所に天国と地獄と
中有界があると言う教えや、
ほかの宗教では救われないのだという教え、
薬は毒だから使ってはいけない、
このペンダントをつけないと人は救えない
献金をしないとうまくいかない
虫は害虫なら殺しても問題ない
など…
どこまでが母の主観で
どこまでが宗教の教えだかわからない様々な事柄に
子供ながらに疑問を持ち続けてきました。

それでもそうやって育った私には
今まで慣れ親しんでいた善悪の刷り込みから
逃れるのはとても難しく
疑問を抱きながらも今まで培ってきたものさしで
世の中を測ろうとしてきました。

ある時、大きな地震がきて
大勢の方が亡くなった時に
自分に何ができるかを考えたのですが、
どれも違う気がしていて
悩んでいるときにこの本に出会いました。

本て出会いですよね。
その人のタイミングもあるし、
人からいいと勧められた本だけど
読んで行くうちに
「これは私の本ではないな」 
と思うものもあります。

この「神との対話」は
びっくりするくらい私の中に入ってきました。
私の今までの概念を覆すとともに
子供の頃から抱いていた疑問や違和感に
違う角度からの回答のチョイスをくれた
本だったのです。

その時にまず私がしたことは
地震で苦しんでいる人を助けに行くより
身近な人に愛を持って接することに注力することを
選びました。

誤解のないように言いますが
決して被災者を助けている方を
批判しているわけではありません。
素晴らしいことだと思うし
心から感謝をしています。

私が言いたいのは
私は常に何か手を差し伸べたいと思うことがあると
大きなことを成し遂げなくては
という気になっていたのですが、
たとえ些細と思うことでも
今の自分に置かれた状況に集中して
心からしたいと思うことをするということに
気づかせてもらったという事なのです。

自分が発している周波数を
自分自身が満ち足りた状態になって
上げていくことが
周りにとても大きな影響を与えるのだ
と言うことを
今は疑いなく信じています。

結果、私はその後にもっと決定的なことが起き
その宗教から脱会しました。
このことについてはまた別の機会にお話ししますね。

この世界は私たちの意識でできている。
私たちが創造したものが今の現実である。

この本から学んだ大きな事でした。

だとしたら自分の今の現実って
録画を見ているようなものなのでは?
人生って好きにデザインできるのでは?
と思うようになりました。

日々、どんな未来にしようかと
ワクワクしています。
良いも悪いもなくて
すべきこともない。
やりたいかそうでないか。
理想の自分に相応しいかそうでないか。
そうでない場合は批判する必要なんてなくて
そっとそこから離れればいいのだと
思うようになりました。

この本に出会えて
本当に感謝しています。


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