出版って怖い!?Part❷
Q. 出版のメリット・デメリットって何ですか?
🙋♂️ いい質問ですねー!お答えしましょう。
*
自分でビジネスを起こしている方の大半は
出版に憧れを持つものです。
ただし、出版のメリットばかりが表に出て、
デメリットを知らない方、
教えてもらえない方がほとんどです。
これは実に怖いことなんです。
メリットは何となくイメージできているはずですので、デメリットについて書きますね!
ご用心あれ。
結論をズバリ書きます。
「あなたの強み以外で書くな!」
です。
勘違いされる方が多いんですが、
「書ける」のと「売れる」のとは全く違うんです。
「書ける」からといって、あなたでなくても書けることを書いてしまうと、そのあなたではないもっとそれを得意とする、強みとする人に適うわけがないからです。
何より怖いのは、
出版はリアル・ネットともに
書店という媒体を使い、
一気にあなたが露出されていく。
良くも悪くも、その本を通じて
あなたという存在が公にさらけ出されます。
もし、自分の強みや自分らしさ以外で書いてしまえば、そういう人なんだという偏見を全国の人たちに与えてしまうということです。
後で詳しく書きますが、
出版社選びもかなり重要になります。
「その出版社から出しちゃったの…」
と業界内でマイナスイメージが作られ、
次の出版の話しが来なくなる可能性もあります。
「怖いですねえ~、恐ろしいですねえ~」
ただ、出版するには否応がなく自分とは何か?
自分の伝えたい言葉は何か?強みは何か?
を深堀する癖が身につくため、経営者にとって大事な「振り返り」と「USP」の見直しが出版チャレンジによって起こります。
これ、凄く大事です。
*
前回も書きましたが、書籍は著者のフィルターを通して観ている世界であり、その世界が面白ければ読者は買います。
ですから、その観ている景色が驚きを与える
ものであったり、羨望のまなざしで見られる
ものであったり、超マニアックであったり、
徹してきたプロの技であること等が重要になり
ます。
ですから、売れる著者、編集者の琴線に触れる著者は、例外なく本業に真剣に取り組んでいる方なんです。
当たり前なことかもしれませんが、
本業を本気でやっているから、その世界の本質が見えてきます。そして、本質が分かる人が本物なわけです。それが本になるのです。
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最後に、ベストセラー作家に等しく共通するのは、「常識破壊者」であるということ。
常識を破壊されるからこそ、驚きと新しい発見や気づきを読者に与えます。
常識破壊とは、世間一般に受け入れられている事実に疑問を投げかけたり、新しい情報を提供して驚きを与えられるものです。
よくあるのは、あなたの業界や職業の中で常識とされていることなのに、世間に知られていないことや、この常識を公開することで、読者の人生や生活にメリットを感じてもらえる、問題解決の新たなヒントになるものです。
これもまた、きちんと「振り返り」と「USP」の見直しをしながら、当たり前に思っていることが果たして当たり前なのかを考えてみてくださいね!
ではまた📚
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