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BUMPvsRAD夢見がちなのはどっち?

ミュージシャンは、夢を見て夢を見せてくれる存在です。今回は、何かと比べられるこの2つのバンドの楽曲(合わせて200曲以上)に、どれくらい「夢」という単語が出てくるかを数えました。

集計対象

集計した楽曲は、両者共に販売された曲の中から隠しトラックを除いた全曲です。バージョン違いはそれぞれ別の曲としています。

すなわち、BUMP OF CHICKENは記念撮影までの114曲、RADWIMPSはカタルシスやHINOMARUまでの139曲です。なので、BUMPの「おるすばん」は含まれていません。マジで。

数える単語

RADWIMPSは歌詞が英語の場合もあるので、次の単語を数えました。

・夢
・dream または Dream
・ドリーマー または dreamer

その中から、単語には含まれているけれど意味が異なる、次の単語を除外します。

・夢中


結果は……


BUMP は 27.2%(31曲)、33.8%(47曲)です!

つまり、BUMPよりもRADの方が「夢」について歌っているのです。仮にバージョン違いを除いても、RADは42曲なので、やはりRADWIMPSの方が使用頻度が高いです。

内訳

BUMP OF CHICKEN(31曲)

リトルブレイバー、ナイフ、バトルクライ、グングニル、続・くだらない唄、ランプ、リリィ、Ever lasting lie、K、プレゼント、Stage of the ground、ベル、ハルジオン、メロディーフラッグ、バイバイ、サンキュー、ホリデイ、スノースマイル、睡眠時間、sailing day、乗車権、ロストマン、銀河鉄道、プラネタリウム、才悩人応援歌、東京賛歌、夢の飼い主、HAPPY、分別奮闘記、firefly、ray、宝石になった日

RADWIMPS(47曲)

Mountain Top、One man live、DADA、me me she、Zenzenzense (English ver.)、イーディーピー~飛んで火にいる夏の君~、いえない、カタルシスト、コンドーム、サイハテアイニ、お風呂あがりの、トレモロ、トアルハルノヒ、ドリーマーズ・ハイ、スパークル [original ver.]、スパークル (movie ver.)、Sparkle (English ver.)、なんでもないや (movie edit. + movie ver.)、Nandemonaiya (English ver.)、バイ・マイ・サイ、パーフェクトベイビー、バグッバイ、ヒキコモリロリン、バグパイプ、へっくしゅん、ノットビコーズ、マニフェスト、ふたりごと、リユニオン、愛へ、セプテンバーさん、何十年後かに「君」と出会っていなかったアナタに向けた歌、雨音子、祈跡、祈跡~in album version~、光、嫌ん、告白、最後の歌、君と羊と青、週刊少年ジャンプ、棒人間、閉じた光、夢見月に何想ふ、有心論、夢番地、針と棘

実際の該当箇所は、こちらへどうぞ。

所感

BUMPはの「星」の使用頻度より、「夢」の使用頻度の方が高いので、彼らは星より夢を見てますね。間違いない。

さらに、BUMPは初期のアルバム(FLAME VEIN~jupter)ほど「夢」を歌う頻度が高かったことが分ります。たとえば、2nd アルバム「THE LIVING DEAD」では10曲中6曲に「夢」が出てきます。

RADは、今回の47曲中の約25%(11曲)が英語の歌詞でのカウントです。「夢」と「dream」が重複するのは「ドリーマーズ・ハイ」だけなので、英語歌詞の多さに驚きます。

さらに意外だったのは、代表曲の「前前前世」の日本語版では「夢」は出てこないにも関わらず、英語版には出てくることです。

結論


RADの方が夢見がち!!


おわりに

前々から、私はBUMPが「夢」について歌うことが多いと感じていました。加えて、だんだん夢について歌わなくなっているとも。なので、今回は実際に使われている曲を数えてみました。

その結果、この予想はおおむね正しいことが分りました。BUMPの歌詞について知れて満足……と言いたいところですが、この数は、はたして他のアーティストと比べて大きいのか気になりました。そのため、よく比較に出されるRADと比べてみることにしたのです。

よろしければ、スキを押してくだされば幸いです。該当箇所をまとめた巻末資料もございます。


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