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上京・社会人生活

こんにちはFUKURIです。
今日の東京も暑いですね。
午前中は、産婦人科のサロンで腰痛の治療をしてもらい、帰りに花屋さんでトマトとマリーローズの苗を衝動買いをしてしまいました。
ベランダにおいて、上の子とこの夏植物の成長を楽しみたいと思います。 子供ができるといつも子供がいがに楽しめるかを考えてしまいますよね。

昨日の記事はこちら


さて、夢の上京と同棲、社会人生活が始まりました。
私が最初に入職した病院は、グループ病院の本院で急性期病院でしたが、栄養科は直営だったため、厨房で病院食も作らなければなりませんでした。

一般的に管理栄養士と聞くと栄養士のイメージがあると思いますが、病院の管理栄養士は病棟の患者さんの栄養管理(血液データや症状に合わせて食事の調整や栄養剤の管理、輸液の栄養計算など)や外来の栄養指導を中心に業務をしていて、病院食を作ったりすることは少ないです。

昨今、業務の委託化が進み調理している厨房は他の委託業者が入っていることが多いですが、直営というと厨房で病院食も作るし、栄養管理もするような形態のことを指します。

そのため、入社しても初めのうちは管理栄養士資格の必要ない厨房で洗浄や盛り付けをしてました。これが本当にきつかったです。無資格のおばちゃんに怒られていました。笑 気づけば半年で同期は半分になっていました。
また、病院食は365日3食なため、シフト制で連休などなかったです。同棲していて、土日祝日休みの彼となかなか予定が合わないことも不満でしたね。笑

次第に少しづつ病棟での管理栄養士業務をさせてもらえるようになり、気づけば完全に管理栄養士業務のみとなっていましたが、人手不足になると厨房に駆り出されるような感じでした。早出が足らないと、病院の近くに宿泊して勤務することも多く、同棲しているのに会わない日も多くて長くは続かないなとこの頃から思っていました。


その後、1.2年勤務するうちに、管理栄養士の花形とも言われる栄養サポートチームの専従となり病院でも最も栄養管理が必要とされる患者さん(熱傷や大きな手術の後など)の栄養管理を任されていました。
やりがいもあり充実な生活を送っていましたが、シフト制であることに加え出勤時間帯もバラバラで体調を崩し出したこと(この時に甲状腺が悪くなり手術しました)また、仲良くしてもらっていた医師からステップアップを進められたことも重なり転職活動をするようになりました。

大学病院への転職を希望していましたが、病院の管理栄養士よりもさらに狭き門であり、求人情報は基本的にHPの掲載しかないため、通勤できそうな大学病院のHPをブックマークして逐一確認してました。
そのうち1つ2つ求人情報が出ていたので、受験し、最初に連絡をいただいた大学病院に入職することになりました。

手術でお休みを頂いたりその後結婚もしていたので、退職は比較的スムーズでした。急性期の病院に新卒で入職できたこと、比較的若い段階で栄養管理全般的な経験が積めたことは転職にかなり有利でした。また、数少ない直営の病院で調理の経験もあることは今後の管理栄養士業務に生きるのではと思っています。若い時しかできませんからね。

ぜひ、病院を目指す管理栄養士の卵の学生や転職を考えている方の一つの役に立てればと思います。

管理栄養士は、大学生活も大変で国会試験も大変で、就職活動も選ぶと大変で、もし自分の娘がしたい!というとかなり覚悟がいるよと説得します。笑
病院では、小さな部署でまだまだ立場も低いです。しかし、しっかり栄養管理すると患者さんの体はしっかり良くなり、また普段の生活にも活かせるやりがいのある仕事だとほこりに思っています。

今日も、最後まで時間を使って読んでくださった方に感謝します。

では、また来週。


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