見出し画像

私の転職記(3)レタッチャー

こんにちは。週間1更新を目標に記事を書いています。
前回同様、私の転職記シリーズです。
すき家時代はこちらから。

ファッションサイトのレタッチ業務

すき家を辞めて、次の仕事はデザインに関わる仕事を探しました。第一希望は妊娠期に勉強したWEB関係かグラフィック関係の仕事。ただ、まだ子供が低学年。仕事を決める上での優先順位は

・帰宅時間は遅くても18時
・土日祝休み
・シフト制ではない(平日は毎日入りたい)
・急な休みにも対応してくれる
・通勤30分圏内

そんな会社ねーよ!って感じなんだけど、根気よく探すとあるもので、時給はすき家よりも下がるけど上記を満たしてくれる会社が見つかった。
それは、とあるファッションEC(ネットショップの撮影および編集)の会社。
今はその会社は買収されて楽天ファッションというサイトにかわりましたが、その楽天に買収される前の会社に1年いました。

物流も兼ねてるロジティクスの最上階にあったスタジオ

1年って短いんですけど、楽天に買収されて勤務地が移動してしまったんですね。通勤に2時間かかる勤務地になってしまったので私はついていきませんでした。
視察にあの三木谷さんも来たので、ちらっとだけですがお目にかかりました。

レタッチはスピード勝負

Illustratorは得意だけど、Photoshopは絵を仕上げる為の加工ソフトでしか使った事がなくて、そこまで得意ではありませんでした。

仕事の流れは
ボディに服を着せる → 備え付けのカメラでシャッターを押す → ボディの向きを変えるor細部の写真を撮る → 1ラック(50点くらいの服)を撮り終わったら全ての写真のレタッチ(色調整やマスク、切り取り作業)を行い、サイトにアップする。
そのターンを5ラックは終わらせなくてはならない。

生産進捗をみんな管理されていたので、こなしている量が少ないと理由を言わなくてはなりませんでした。だから、Tシャツのラックが来た時は最高! ボタンなどの付属が多いブラウスや、水着のラックが来た時は最悪でしたね。3ラックが限界な上に、労力が半端なくてグッタリでした。おかげさまで、あんまり得意ではなかったPhotoshopのレタッチ技術は身につきました。ショートカットキーも沢山覚えさせられたので、たった1年でもレタッチだけなら超上達しましたね。
ただ、ノルマノルマって会社だったので、勤務地の移転がなくても早々にやめていた気がします笑 
楽しいかと聞かれたら、全く楽しくはなかった。すき家の方が楽しかったかも。『移転』を理由に1年で辞められたのは正直ラッキーだったのかな。
レタッチバイトの1年が特に面白いこともなかったので、話が終わっちゃいました。すき家時代に比べて内容薄っっ!!

少しだけ楽天の会社の話

私が入った時はまだ楽天の中の子会社って立ち位置だったのですが、半年くらいで正式に『楽天』になりました。
それからは社員さんが大変そうだったかな。
会社内でのメールは英語になっていたので、本社から届くメールを常に翻訳サイトで翻訳しながらチェックしてたり、朝の朝礼は毎日ひとりずつ英語スピーチがありました。(もちろんみんな片言ジャパニーズ英語です)
会社の義務でTOEIC何点以上って決まってたのか?毎月受けさせられてました。
他にも、机の上に紙をなるべく置いてはいけない、みたいなのがありましたね。
基本、ネットベース。
あと、三木谷さんからくる話(テレビ電話です)を必ず全社員参加して視聴しなくてはならないとかあったような。英語で話しているので何が何だかさっぱり。(楽天は社内公用語が英語らしいです)
私は本当にかじり程度しか楽天という会社に触れていないのでよくわかりませんが、普通に遠目でみて、『変わった会社〜』って思っちゃいました。

服飾デザイナーに戻りたい!

1年しかいなかった会社はファッションサイトです。
流行の世に出る前のファッションを先に見る事ができます。(世に出す服を写真撮ってレタッチしているので)
気に入った服があれば社割で購入できるし、モデルさんも毎日来てたので、すっごいオシャレなわけですよ!!

元ファッションデザイナーの血が騒ぎ始める・・・笑

とにかくみんながオシャレでした。
しばらく子育てしてた私。おしゃれにしているつもりでしたが、流行物を見ると、胸がザワザワするというか、これを写真撮る側じゃなくて、やっぱり作りたい!!
って思いました。

WEBデザイナーやグラフィックデザイナーに!って思って最初のアパレルの会社を辞めたのに、やっぱりファッションが好きなんだなぁ〜って自分自身、驚くくらいに再認識しました。

そうです。次の転職先はアパレルの会社になります。
この時は、娘が高学年になる頃。
もうそろそろ、自分に時間を使ってもいい時期に来たかもしれない。

私の転職記(4)に続く。

番外編も書きました。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?