ライブカメラを駆使する娘に2度も突っ込まれた話。
こんにちは、eringishimejiです。
小学校高学年の娘と、低学年の息子を育てています。
昨日の月食、綺麗に見られましたね!
SNSでもnoteでもたくさんの投稿が上がり、同じものを同じ時にみんなが見上げてるってことに、1人胸が熱くなりました。
その時の娘とのやりとりから、今日は書いてみようと思います。
*
皆既月食。
朝からテレビでもこの話題で持ちきりだった。
夜。うちでは子ども部屋の窓から、きれいに月が見えていて。
ただ、ちょうど慌ただしい時間と重なっていたので、お風呂やキッチンと子ども部屋を行ったり来たりしながら見ていた。
ーーあ、ちょっと黒くなり始めた!
ーーもうだいぶ黒いよ、半分くらい?
ーーあー、雲に隠れた。しばらく見えないね。
などと言いながら、確認したり写真を撮ったり。ちょっとワクワクもしながら見ていた。
そしたら、息子が、
「ねえ、ママ、さっきからずっと歩き回ってるよね」
と言ってきて。
ーーそうだね、バタバタしちゃってるね、そろそろご飯食べようか。
と、その時。
横からさっとタブレットを差し出す娘。
「ねえ、ママ、これで綺麗に見れるし、状況分かるよ」
それは、ライブカメラの中継動画だった。
ーーほ、ほんとだね。
確かに。
これなら、家事をしながら状況確認できて、今だ!っていうタイミングで実物を見に行けばいい。
そんなの普通でしょって言いたげな顔の娘。
私との温度差!
さらっとしてるなー。
さすがα世代。
冷静で頼りになる娘なのだ。
ん?
でも、こんな感じのこと、ちょっと前にもあったな。
**
札幌にはテレビ塔というものがある。
大通り公園の東端に位置していて、展望台に登ると夜景がきれい。
観光スポットにもなっている。
テレビ塔は、何かあるとライトアップされる。
一度たまたま近くにいて見かけたことがあるのだが、とてもきれいだった。
そして、このライトアップ、個人でも利用できるのだ。
素敵。
料金は20分間2万円。
高いと思うか安いと思うかはあなた次第!
それで、ここからは推し活の話題になるのだが。
私の推しくんの1人(3人ほどいます)がお誕生日の日に、ファンの方が申し込まれて、ライトアップするって情報が流れてきた。
それは見に行かなくちゃ、なのだ。
奇特な方のご好意をこの目に焼き付けてこなくちゃ。
ただ、時間帯が20:30〜だったので正直迷う。平日だし、子ども達は寝る準備の時間。
夫もまだ帰って来ないだろう。
でもやっぱり見たい!
ということで、貸自転車で向かうことにした。
わが家からテレビ塔まではポロクル(結構スピード出る)で10分弱かかった。
無事にすぐ近くまで到着し、あと3分でライトアップ。
よし!間に合った。
自転車を停め、カメラを構える。
5、 4、 3、 2、
1 !!
……!?!?
あれ?点灯しないな。
ちょっと遅れてるのかな。
5分待つ。やっぱり点灯しない。
あれ、今日じゃなかった?
情報確認。
いや、今日だ。
間違ってない(実は1年前のツイートを見て行動したことがある)。
8分経過。やっぱり暗いまま。
なんだよー。泣
もう限界。
子ども達置いてきたので、泣く泣く帰ることに。
後ろをちらちら振り返りながら。
見えてる範囲では、最後までライトアップされることはなかった。
無事帰宅。
ーーごめんねー。留守にして。でも全然光らなくてさ。
がっかりしたことを伝える。
すると娘がタブレットでさささと何かを検索し、差し出してきた。
娘「光ってるよ。」
ーーえ?
ほんとだ!
あれ、でもなんで?
狐につままれたような気分。
またまた何か検索している。
娘「あー、一面だけって書いてあるじゃん。」
ちーん。
そうなのだ。私は、東側から見ていた。
自宅が東側なので。
西側だけが光るなんて!
そんな、びんぼっちゃまみたいなことあるとか聞いてないよ。。(いやちゃんと書いてある。)
ということで、無駄に夜のサイクリングをしただけで終了した。
せっかくライトアップしてくださったのに、ちゃんと見れなくてごめんなさい、奇特な方。
やっぱり、自分の目でちゃんと見たいって気持ちには変わりないけど、無理はせず、時にはライブカメラを頼ろうと思った、そしてそれを2度も娘から学んだ、という話です。
いや、その前に下調べ、確認不足。。
それにしてもこんなんばっかりですが、なんとか母業やってます。
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