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THÉOBROMA

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禾乃登

9月某日。「製造場所の許可がおりました」。西岳さんから短いライン。良かったね。すぐにでもお祝いに行きたいけれど、先日訪問した際の猫アレルギーがまだ体内で燻っているので今日はちょっと先送りにしたい。

今日はMUSÉE DU CHOCOLAT THÉOBROMAのハリネズミ、ルビー&フリュイセッシェを開けました。テオブロマはショコラティエ土屋公二さんによるメゾンです。

ルビーカカオはスイスのカレボー社が独自のノウハウで開発した、その名の通りルビー色のチョコレートを指します。もともとこういう色のカカオがあるわけでも、特定の産地で収穫されるわけでもなく、たくさんあるカカオの中から、特有の色と味わいの元となる"天然の前駆体"を含有するものを選別し製品化したものだそうです。詳しいことは企業秘密らしいのですが、この色彩とベリーのフレイバーは天然成分なのですね。一度食べてみたら驚くと思います。ダーク、ミルク、ホワイトに続いて約80年ぶりの発見、第4のチョコレートとも言われています(あれ?ブロンドは?)。

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FILM

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実家の庭に咲いているピンク色の百日紅。

ルビーカカオが日本で紹介されはじめたのは2、3年前だったでしょうか。当時はあまりにもセンセーショナルな登場だったので、しばらく訝しく思いながら遠巻きに見ていました(お茶菓子の定番キットカットがいち早く製品化していたし…なんだかとても謎でした)。今では広く知れ渡って種類も多く見かけますが、やはり一般的なホワイトチョコのようにカカオの風味はあまり感じられないので、チョコ好きとしてはここが少し改善すれば良いのになと思っています。

CHOCOLATE

https://www.theobroma.co.jp/


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