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考える

ちょっと、今日思ったことがあった。


今日と明日は気温がかなり暑くなる。

毎日、私が食べないで

公園へ行くのも、

午後3時ごろになってしまっている。


なので、今日は暑いし、

戻ってきてから、すぐに食べれるように

今日のメニューを考えた。

そして、

ガスパチョと豚の生姜焼きとごはんに決定♪

私の料理はいつもこのような感じで、

スペイン料理と日本料理のミックス

になることが多い。

パエリアと味噌汁とか。

結構合う。

ミスマッチとは言わないと思うけど、

何マッチ??


ガスパチョは、

最近では、日本でも知られているよね。

トマト、たまねぎ、ピーマン、きゅうり、にんにく

等の冷たいスープ。


材料をチェックしてたら、きゅうりがなかった。

私はどちらかというと、「なければいいや~!」

と、あるものだけで作る傾向がある。

でも、ガスパチョにはきゅうりが必須だ。

この前、きゅうりなしで作って、イマイチだった。


私はスーパーにはほとんど行かなくなっている。

たいてい、八百屋で野菜や果物を買うようにしているから。

だけど、もう遅くて、閉まっていたので、

仕方なくスーパーへ行くことにした。

猫砂もなくなってきてるから、ちょうどいい。

いつも、そのスーパーに行ったら、5KGの砂を2袋。

私は腰椎すべり症だから、出来るだけ、

重いものを持ってはいけないけれど、

何度も行きたくないので、一度行ったら、

2袋買って、持って帰ってくる。


ということで、もう2時半を過ぎていた。

混んでるかなと思ったけど、

さすがに、暑いせいでなのか、人が少なく、

ソーシャル・ディスタンスも気にせず、

(この「ソーシャル・ディスタンス」という言葉。

スペインでは、その言葉があるけど、ない・・・わかるかな)

きゅうりと猫砂を持って、レジへ並んだ。


私の番になって、

「きゅうりをはかって来てね!」とレジのお姉さん。

自分で、野菜売り場の量りではかって、

出てきたシールを、果物や野菜の入ったビニールに貼って、

レジに持って行くシステムだ。

いつものことで、私はほかの物に目が行ったり、

他のことを考えていたから、

量ってくるのを忘れた。


野菜コーナーに戻って、見たら、はかりには

「シールを貼らないで!」という張り紙。


なので、私は、お姉さんに、

「あれは、はかりに貼らないでってことだよね?」

と笑いながら話したら、

「そんなこと言われたのはあなたが初めてよ」

と言われたんだ。

だから、

「こんなこと聞く私って・・・アホってことか?」

って思ったんだ。

すると、

「だから、みんなシールをビニールに貼らないで、

レジに来るんだわ。」

と言った。

私は「えっ?」と思ったよ。

だって・・

ってことは、

例えば、5種類以上の野菜や果物の入った

ビニールを持って、シールをビニールに貼らないで・・・

シールはどこに?


ぷっと吹き出してしまった。


私の想像力が働いて、

その光景が見えてしまったのだった。


シールを五本指に貼って、レジに行く人。

また、

この国の人たちおもしろいから、

シールを顔に貼ってレジに行く人。


ありうるな。

どうも、私の勘が当たってしまった。


スーパーも

「シールを貼らないで!」でなく、

はかりにシールを貼らないで!」

ときちんと書けばよかったと思うけどね。


スペイン人はユーモアがあるとはいうけど、

両者とも何考えてるんだか・・・


でも、そこで、考えたんだ。

多くの人が、何かを疑問に思ったり、

自分で考えるということをしなくなっていると

よく言われているね。


この場合も、

「貼らないで」って書いてあるから、

貼るべきところに、貼らないだけ。

考えないのだろうか?

疑問に思わないのだろうか?

考えないと、脳が退化してしまうというのに。


頭を使わないのは、

すべてテクノロジーの発達のおかげだね。


怖いなと思った。


なぜなら、思考能力がないと、

決断力がない。

優柔不断。

つまり、周りに流され、すべて他人まかせで、

自分の意見がない。


一番怖いのが

物事を見極める判断を

いつも外部に依存しているから、

正確な情報の把握もできないってこと。


今、こういう人が

たくさんいるような

気がする。


することなすことが言いなり・・・怖い世の中。


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