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執着を手放す。ゼロになるだけで、決してマイナスにはならない。

自分の中に執着がある、怖さがある、と気がついて、ふっと笑って、手放す。

今の家や環境が心地よくて、この家にいることに執着していたことに気がつく。この心地よさを手放したくない、って握りしめていた。
確かにこの環境は気持ちいい、今ここにいられることにとても感謝している。でも、だからってここにいたい!って執着すると、自分で自分を苦しめることになる。肩に力が入ったままになる。
半年前までは自分の家は持っていなかったのに、持った瞬間から、執着して握りしめている。「ここにいないと幸せじゃない!」みたいな思い込みも付属して。そもそもこの家も借りたもので、半年前までは他人が住んでいた場所で、結局のところ、私の所有物ではない。この世に私の所有物など何一つない。今ここにある、というだけ。
そう思うと全部手放せる気がした。握りしめているより、手放せる、って思いながら過ごした方が気が楽だ。

なくなることに恐怖を感じている。でもたくさんのものを周りに置いた足し算をしてきただけで、なくなっても引き算になるだけ。最後にはゼロになる。決してマイナスにはならない。そう思うと力が抜けていく気がした。

「心地よくてここが大好き。今ここにいられることに幸せ。でも私はここを手放せる。どこにいても自分の心地よさは見つけられる。」
そう思って過ごした方が、気が楽だ。執着せず、流れにのって、軽く楽に過ごしていこう。

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