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映画『オッペンハイマー』公開に寄せて

(皆さんお気づきでしょうが)実は歴史オタクのじぃじです。

昨日の米アカデミー賞、山崎貴監督の『ゴジラー1.0』の受賞を報じるニュースばかりですっかり目眩しにあっていたのですが、作品賞はクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』だったんですってねぇ。アメリカでは昨年の夏に公開された同作品、日本公開がされるか?どうか?すら全く決まらないまま半年経過した…と記憶してたのですが、どうやら今月末に、日本でも公開されることになったそうで、よかった、よかった。

実はじぃじ、原爆開発について過去に何本か記事を投稿してます。
ひとつ目は先日マガジン化した『先生、ChatGPTは人間の仕事を奪うのですか?』の中の一編『マンハッタン・プロジェクト』です。

このシリーズ記事全体ではAI倫理を扱っているのですけども、上記の一編ではマンハッタン・プロジェクトでのロバート・オッペンハイマーの右腕であったビクター・ワイスコフを主人公にしています。件の映画はオッペンハイマーの半生記なんだそうですが、特に後半の原爆開発に成功したのちの原爆開発に関わった科学者たちを襲った世相を俯瞰した内容を書きましたので、理解を深めるための参考になると思います。

それから、太平洋戦争末期の日本での原爆開発を扱ったNHKドラマ『太陽の子』(および同名の映画)について大昔書いた3編も紹介しておきます。

F研究に関わった荒勝文策を始めとする科学者や学生は、オッペンハイマーほどには世間に知られてませんが、原爆開発に関わったことによる苦悩にはそれほど差はなかったようにじぃじは考えてます。

ロバート・オッペンハイマー荒勝文策はいずれも、当時、量子力学では世界最先端であったドイツへの留学経験がありました。それ故、そのドイツの科学陣が核兵器開発へと突き進んだ結果について、より具体的に想像できたのだと思います。それが彼らを原爆開発へと駆り立てた一つの理由です。

この「やられる前にやれ」という考え方が、兵器開発や戦闘のもっとも強い動機になるのでしょうねぇ。今日のウクライナやガザで戦闘が始まった経緯を見ても、そのことを再確認させられてしまいますね。

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