ドラマ「太陽の子」のあらすじをもっと!!
NHKのドラマというと朝ドラや大河ドラマに親しんでいるせいか、演者と配役や(かなり詳しい)あらすじが放送開始の何ヶ月も前に早々と公表されるもの…のはずなのですが、放送2週間前を過ぎても配役は主演の3人しか明らかにされない、あらすじはオリジナル・ストーリーの癖に2015年のシナリオ・コンクール入賞時のママの「太陽の子」。ひょっとしてプロデューサーは自分の遅筆を棚に上げ「見たいものだけが見れば良い」と嘯く 三谷幸喜系の人か?とか、7月にBS8Kで先行放送(僕は見てません)してるので、まさか今頃にまだ編集してるみたいな事は無いと思うのだが…などと考えてしまいます。これでは予習のしょうがない。で、いろいろ探してみたのですが…情報が一番まとまってるWikipediaの「太陽の子 (2020年のテレビドラマ)」ですら、もう知ってることばかり。やむなく、ここは「史実に基づくドラマ」であることを信じて、史実から「あらすじ」を予想してみることにしました。
見つけたのは、日本加速器学会(この学会は初めて聞いた)の学会誌「加速器」に掲載されたと思しき論文「台北帝国大学と京都大学における初期の加速器開発と原子核物理学研究(前編)」でした。著者の竹腰秀邦さんは京都大学の名誉教授でらっしゃる。「大学1回生の時に米軍が京大のサイクロトロンを解体する光景を目撃した」とのことなので、紛れもない1次証人でしょう。論文は前後編の二部構成ですが、前編では「F研究」の指導者だった荒勝文策の研究活動の概要が紹介されています。(ちなみに後編では荒勝退官後の京大での原子核物理学研究の紹介です)ドラマの史実に基づくパートは、おそらくこの論文の「3.京都大学にて」および「4.第二次世界大戦終結と原爆調査」の記述に沿った内容になると僕は想像してます。
論文には、番組の予告編で登場するCG紹介の映像にそっくりな加速器の写真が掲載されているので、多分勘違いってことはないと思います。
さて、論文での記述と予告編の映像から確認できる演者とを付き合わせて、太平洋戦争終結当時の荒勝研のメンバーとその配役を推測してみましょう。
たぶん、柳楽優弥さん扮する「石村修」も、研究室配属の3回生のうちのひとりって設定なんじゃないでしょうか?しかし山本晋也監督がどんな役を演じるのかは想像が付きません。
まぁ、NHK広島が制作したメイキングの番組『太陽の子』に挑む 〜撮影現場の記録〜が全国でも放送される(8/8 9:00〜9:25)そうですから、それを見ればもう少しわかるのかも。
#F研究
#原爆
#原爆投下
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#三浦春馬
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