ハチ

平成十六、夏生まれ。 音楽がいのち。

ハチ

平成十六、夏生まれ。 音楽がいのち。

記事一覧

時代って変わってくもんやしどうせ今も過去になるんやからダサいことしよー☆時代の先駆けとかいらんねーん。うわーあの時ダサかったなー、でもなんかちゃんと生きてたなーって思えるような時間過ごそー☆

ハチ
23時間前

五限

隣で友達が勉強をしている。 私は窓を見ながら雨に打たれる葉のことを考えている。 最近よく見る夢ってどんな夢だったっけ?と考えている。 今前に立って喋っている教授の…

ハチ
3週間前
4

深夜のあいさつを決めなくちゃ

イヤホンを付けてラジオを聞く深夜。贅沢に冷房を付けて長ズボンと半袖の寝巻きで良い室温。お金も愛も手にしていない今の私は、インスタのおすすめに出てくる理想の暮らし…

ハチ
1か月前
3

Tele「箱庭の灯」in 日本武道館

7ヶ月前からずっっっと待ってたTele、日本武道館。 彼が日本武道館でワンマンライブをやるという情報を見た瞬間、これは絶対に会いに行かなくちゃと、即チケットを応募した…

ハチ
1か月前
4

個人的ないつもの愛情表現です

ライブ終わり、衝動的に残したノート。少し修正。 MCの時に洋次郎が言った。 「あなたたちっていうのは、そうだな、俺らにとっての生命維持装置みたいなもの。だから、あり…

ハチ
1か月前
1

生命

130円の麦茶が落ちてくる瞬間と、願いを込めることを忘れた流れ星の気まぐれはどこか似ている。いつか必ず消えてしまうと悟った子どもたちは人に見せない涙を覚えた。どこ…

ハチ
2か月前
1

野田

君の優しさや悲しみや才能を知る度に思った。僕は君になりたいと。君と違う血液が全身を流れる。君と違う景色を見る。君と違う家族がいる。君と違う心がある。それでも、僕…

ハチ
3か月前

輪廻転生、拝啓先輩へ

あなたに出会うために7回も生まれ変わったのに、たったの365日しか一緒に居られなかったよ。 少しずつ見えてくるあなたの姿かたちに何度も自分を重ねた。驚くほど似ていた…

ハチ
3か月前

5分間の脳内

生きてる、あのロックスターに会うために。スターという定義が何なのかはよく知らないが、私が心動かされ、ただひたすらに会いたいと声を聞きたいと心の底まで覗きたいと思…

ハチ
3か月前

生きてく為の最低限は死んでく為の栄養源。

包まれた。3/3 ”reALITY”。 ずっと会いたかったammoのライブハウスへ。 三人が音を鳴らした瞬間、誰も周りのことを見ずに、ただただ全力で空間を揺らし始めたのがすごく…

ハチ
4か月前
1

えんぴつ

ハチ
4か月前

アイドル

ここで酷く残念な知らせをしたいと思う。君のガタガタの歯が並んでしまった。悲しげだった睫毛はいつ見ても天を向くようになって、指先はカラフルな色で染められている。と…

ハチ
4か月前
1

羊水(1/5メモ)

無性に、守られたいと思う。 家族に会いたくなるあの気持ちは「守られたい」の結晶化。 もう一度あの温かい羊水の中で泳げないだろうか。 無理ならばせめて母親の腕の中で…

ハチ
4か月前
2

2/22

今日もなんと雨です 鬱から解放されています ドラマを見たり音楽を探ったり雑誌を読んだり昼寝をしたり あっという間に一日が終わっちゃいます バイトから帰ってきたらすぐ…

ハチ
4か月前

年々、雨が好きになっていた。 この世界から明るい気持ちを奪い取ってくれる。 そして僕が一人、ぽつりとこの世界に存在している。 きつく結ばれた繊維の中から 小さな雫…

ハチ
4か月前
3

大人になりたくない!
って60歳のおばあちゃんになっても思っていたい。

ハチ
4か月前
1

時代って変わってくもんやしどうせ今も過去になるんやからダサいことしよー☆時代の先駆けとかいらんねーん。うわーあの時ダサかったなー、でもなんかちゃんと生きてたなーって思えるような時間過ごそー☆

五限

隣で友達が勉強をしている。

私は窓を見ながら雨に打たれる葉のことを考えている。
最近よく見る夢ってどんな夢だったっけ?と考えている。
今前に立って喋っている教授の奥さんは、一体どんな人なんだろうと考えている。
私は今何をしているんだろうと考える。

私は、何をしているんだろう。

深夜のあいさつを決めなくちゃ

イヤホンを付けてラジオを聞く深夜。贅沢に冷房を付けて長ズボンと半袖の寝巻きで良い室温。お金も愛も手にしていない今の私は、インスタのおすすめに出てくる理想の暮らしを自分の影に写して勝手に幸せな気持ちを作る。好きな犬の種類を話し合ったあとにセックスについて真面目に語るような奇想天外な友人。そんな人が隣にいるかのようなこの夜。目に見えない線路を無理やり歩こうとして自らの首を絞める私たち。決して交わること

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Tele「箱庭の灯」in 日本武道館

7ヶ月前からずっっっと待ってたTele、日本武道館。
彼が日本武道館でワンマンライブをやるという情報を見た瞬間、これは絶対に会いに行かなくちゃと、即チケットを応募した。

「箱庭療法」
砂の入った箱の中におもちゃを置いていく、そうすることでその人の心の状態が分かる心理療法。

自分の箱庭には何があるのか。
真っ暗な箱庭の中に、ただひたすらに続く砂漠のような箱庭の中に、自分なら何を入れるだろう。その

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個人的ないつもの愛情表現です

ライブ終わり、衝動的に残したノート。少し修正。
MCの時に洋次郎が言った。
「あなたたちっていうのは、そうだな、俺らにとっての生命維持装置みたいなもの。だから、ありがとう。」

生命

130円の麦茶が落ちてくる瞬間と、願いを込めることを忘れた流れ星の気まぐれはどこか似ている。いつか必ず消えてしまうと悟った子どもたちは人に見せない涙を覚えた。どこまでも膨らむあいつは醜い。突き放した光は形を変えて再び君の元へ。何も心配はない。死んでしまうのは今の君じゃない。手のひらを走る生命線と、それに続く青い枝。いつだって私が肯定してやるから、いつかちゃんと流れ星に願いを込めるから、どうか消えな

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野田

君の優しさや悲しみや才能を知る度に思った。僕は君になりたいと。君と違う血液が全身を流れる。君と違う景色を見る。君と違う家族がいる。君と違う心がある。それでも、僕は君になりたかった。一体どんなものを見つめて、どんなことを想うの?怒りや哀しみでさえ味方につけて、未だかつて誰も触れられなかった魂にそっと手を伸ばす。一気に色が付いてゆく。誰の目にも写らなかった透明の形は君のおかげで影と輪郭を手に入れた。ね

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輪廻転生、拝啓先輩へ

あなたに出会うために7回も生まれ変わったのに、たったの365日しか一緒に居られなかったよ。
少しずつ見えてくるあなたの姿かたちに何度も自分を重ねた。驚くほど似ていたから、私の全てを見透かされそうでどうしても近づけなかった。
出会えて良かった。
でも私はわがままだから
きっと同じセリフをあなた以外の人に言ってしまう。
3年後、私の言葉の端っこにあなたが居れたらいいですね。
突き放してなんかいない。

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5分間の脳内

生きてる、あのロックスターに会うために。スターという定義が何なのかはよく知らないが、私が心動かされ、ただひたすらに会いたいと声を聞きたいと心の底まで覗きたいと思う人である。窓の外を見るとあまりにも速く流れる景色があった。思わず目を奪われてしまった。次の駅で降りるはずだったのに何駅も何駅も通り過ぎた気がする。知らない街で出会う知らない人間は、とても透明だった。大好きだったあの人が虹色に染まっていた理

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生きてく為の最低限は死んでく為の栄養源。

生きてく為の最低限は死んでく為の栄養源。

包まれた。3/3 ”reALITY”。
ずっと会いたかったammoのライブハウスへ。
三人が音を鳴らした瞬間、誰も周りのことを見ずに、ただただ全力で空間を揺らし始めたのがすごく良かった。
後ろから降ってきた人を前へ押し出す行為は、その人の人生の背中を押しているような気分。
何人ものダイバーが落ちてきて、下敷きになった女の子に手を伸ばして引き上げた行為は、その人を人生の底から救った気分。
音楽を通し

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アイドル

アイドル

ここで酷く残念な知らせをしたいと思う。君のガタガタの歯が並んでしまった。悲しげだった睫毛はいつ見ても天を向くようになって、指先はカラフルな色で染められている。とても無防備で少しでも触れたら魂まで揺らせられるような、そんな君が好きだった。今、君の瞳に僕の影が映るかな。ふと僕の名前を声に出してくれるかな。コンビニで僕の好きだったアイスを選んでくれるかな。誕生日がくる度に僕が歌った下手くそなバースデーソ

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羊水(1/5メモ)

無性に、守られたいと思う。
家族に会いたくなるあの気持ちは「守られたい」の結晶化。
もう一度あの温かい羊水の中で泳げないだろうか。
無理ならばせめて母親の腕の中で眠りたい。
生まれて初めて外の空気に触れる瞬間。
息を吸って、吐く瞬間。
自らの力で泳ぎ、立ち上がらなければならない生き物がいる。
もしかしたら彼らの方が僕達よりもずっと悲しい思いをしていたのかもしれないね。

離れて気づく大切さなんて必

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2/22

今日もなんと雨です
鬱から解放されています
ドラマを見たり音楽を探ったり雑誌を読んだり昼寝をしたり
あっという間に一日が終わっちゃいます
バイトから帰ってきたらすぐお風呂に入れますように
好き勝手して
社会に出るには程遠いような生活と性格を繰り返す
そんな私です、立派でもなくかっこよくも正しくもないです
どちらかと言えば本当にクソガキで
たまに嫌いになったりします
誰かに愛されている訳ではありませ

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年々、雨が好きになっていた。
この世界から明るい気持ちを奪い取ってくれる。
そして僕が一人、ぽつりとこの世界に存在している。

きつく結ばれた繊維の中から
小さな雫が落ちていった。
それは、太陽の明かりでは、爽やかな風では、
到底消せない想いだった。
始まれば終わると知っているのに
それでも尚絞り落とした。
永遠のような一瞬のような旅を経て落ちてくるその雫が、
ただ猛烈に羨ましかった。

いつもな

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大人になりたくない!
って60歳のおばあちゃんになっても思っていたい。