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【第10週目】えっ!?手帳3級で働いていても障害年金申請できるんですか!?(過程編)

「障害年金、申請しないの?」
主治医の一言に衝撃を受けた。

「そもそも申請できる…というか受給できるのか…!?」と内心めちゃくちゃ思った。

発達障害ではあるが手帳は3級。つい最近ではあるものの障害者雇用で正社員として働き出した自分。

「いやぁ…稼げてるしこの程度で年金なんて貰えないんじゃないの…?申し訳ないよ…。」
「そもそも受給しなくてもまあなんとかやっていけそうじゃね?」
とか考えていた。

でも実際は違う。お給料が振り込まれて改めて金銭面での心許なさを再確認させられた。今は実家に住まわせてもらっているから食費や光熱費等は最小限で抑えさせてもらっているのでギリギリ貯金ができている。

しかし、これからパートナーとの同棲を考えると生活費はどうしても増えてしまうので貯金ができないか極端に娯楽費を削減しなくてならなくなる。それではどう考えたって"健康的で文化的な最低限の生活"はとは言えないだろう。

だから、主治医から障害年金について話を振られた時は信じられなかった。だが同時に大きな希望でもあった。そんなんもらえるなら今では喉から手が出るほど、藁にも縋るほど欲しい…!!!!!

ということで障害年金申請の途中経過を書いてみました。上手く申請できて受給できるといいなぁ。

年金申請の過程(経過報告)

障害年金について

病気や怪我などが理由で生活や仕事が制限される際に受け取れる障害年金。その種類は大まかに3つに分けられます。

・障害基礎年金
 初めて診療を受けた時に国民年金に加入してい
 た場合に請求できる。
・障害厚生年金
 初めて診療を受けた時に厚生年金保険に加入し
 ていた場合に請求できる。
・障害手当金
 障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害が
 残った場合に一時的に受け取ることができる。

というように初めて診療を受けた当時に加入していた年金によって受給できる年金の種類が違います。

この初めて診療を受けた日のことは初診日といいます。また、初診日から1年6ヶ月を過ぎた日やそれまでの病気や怪我などが治った日のことを障害認定日といいます。

これらの日付やその当時の状態によって障害年金を受け取れるかどうかや受け取れる金額についても変わってくるので、申請にあたって証明書診断書などの作成が必要です。

特に初診日の証明となる受診状況等証明書は、病院に初診日の記録が残っていうるうちに作成を依頼しなければいけないのと、正確な初診日が分からないと診断書を書き直してもらうことにもなりかねないので注意しましょう。

年金事務所へ相談

上記のような障害年金の種類とかは何となく理解していたつもりだったけど、

「で具体的に何をすればいいんじゃ!?」

と思った僕はまずは地元の障害福祉課に相談してみることにしました。障がい者手帳の申請などでもお世話になったところですね。こういった手続き全般よく分からなくて苦手なので説明してくれる窓口があるということは非常にありがたい…。

というか正直、役所に行けば全部解決できるものだとすら考えていた…。
しかし、年金が関わる話となると流石にそうもいかないようで…。

結局僕は障害福祉課の職員から年金事務所への相談を勧めてもらい、予約用の番号も教えてもらいました。詳しくは下記に添付しておきます。

ここに電話すると自分が住んでいる地域を管轄している年金事務所を教えてくれて、そのまま予約も受け付けてくれます。

ただ事務所は基本的に混みあっているようです。時期や地域によるものなのかもしれませんが自分は2週間ぐらい先を予約したものの夕方の一枠しか空いていませんでした。仕事等で平日は相談に行けそうにないという人は先の日付に有休をとるか事務所によっては変則的に土曜日の相談を受け付けている場合もあるのでなるべく早めに予約するようにした方が良いでしょう。

また、相談の内容にもよるのですが障害年金の相談で、しかも初回となると最低でも1時間無いと提案しきれないとも言われました。そのため予約時間に遅れてしまうと充分な提案ができずに帰る羽目になるかも…。

事前に前後の予定はしっかりチェックして遅れないようにしておきましょう。ちなみに自分は相談前にあった予定にかかる時間を間違えたせいで10〜20分程度遅れてしまいました…。
みなさんもどうか気をつけてください…。

初診日の確認

初診日の確認については上記の通り、最初に診療してもらった精神科や心療内科に受診状況等証明書を作成してもらう必要があります。複数の病院で診てもらった経験がある人は特に気を付けないといけませんね。自分も今通院しているクリニックと最初に診てもらったクリニックは違うので後者に作成を依頼する必要がありました。

早速クリニックに電話をしました。初診日が遥か昔ということもなかったのですぐに証明書を郵送してもらえそうでした。証明書の作成と郵送とでだいたい6000円程度お振込みしたらすぐです。(これは病院や時期にもよるでしょうが、電話では「10日程日にちをいただくかもしれない」と言われていた)

初診日はこれで確実に証明できるようになったのであとは今通院しているクリニックに診断書を書いてもらって、自身で病歴・就労状況等申立書を記入するだけ。

改めて自分の障害特性やここまでの遍歴を洗い出す必要があるので次回の記事でそこに触れながら書いてみようかな。

まとめ ~申請の大幅な流れ~

以上が自分の場合の途中経過を含めたものでしたが、流れをようやくすると…

①年金事務所に相談の予約
      ↓
②年金事務所にて相談(約1時間)
      ↓
③最初に診てもらった病院に受診状況等証明書の
 作成を依頼

といったものでした。初診日も明確になったので、あとは現在通院中のクリニックに診断書の作成を依頼。

そして、自身の過去を振り返り病歴・就労状況等申立書を記入していきたいと思います…。多分これが一番キツい…。昔のことを思い出すのはただでさえ苦手な上に障害特性で困ったことについて探らを入れるわけだから思い出せても辛い…。

でもまぁ、伊達に就労移行等で自己受容のために考えてきていないので気長に書き出していけたらなと思います。

気長に…気長にね…。

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