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4.1.ポンの3〜大圓之草〜

こんにちは~みつきちゃんです。
昨日は特別稽古という、
それなりの免状を持っている
メンバーでないと受講できない
専門的な稽古日でした。

特別稽古ってなんじゃ?
んでそれってどのくらいの経験値?

内容については門外不出のため詳細は書けないのですが、
この特別稽古の種類は4種類あり、また、夏(風炉)と炉(冬)で、釜の位置などが変化するので、実質年に1度しかできない点前なんです。

そして稽古してても最速でも3年以上は免状が取れないんじゃないかなぁ?
(一番最初に取る免状の科目も多いし、四ケ伝も複雑怪奇だから、さらさらっととっても当然ながらやったことのない稽古も多数)
なのでこのお稽古してる人って5年以上は稽古を続けている人かと思います。

この呪文は 大圓之草(だいえんのそう)
風炉の場合のみ

で、この楽し気な表現(呪文?)ですが
一体なんやねん???でしょ?
茶杓の拭く回数と流れなんです
4 ⇒ 最初3回拭く(真扱い)プラス清拭き1回
1⇒ 2服目のときは1回だけでいい
ポン⇒袱紗(ふくさ)をチリ打ちして
3⇒3回拭く(真扱い)
・・・わっかんねーーーーよっ!!!
って方がほとんどだと思いますw

実はこのフレーズ先生から何度も聞いたし
(この呪文だけ)メモもしてるけど
内容がすっきり入ってきたのは最近
(稽古歴15年くらい経ってから?ちなみに私は現在19年目かなぁ?)で
「先生が大事っていうからなんとなくこのフレーズ残ってるけど
 一体なんやねん???」って長らく思っていました。

ちなみに茶室では
写真どころかメモも不可

この稽古をすると1つの点前でお茶が2服(杯)点つんです
⇒よって1回やりきるのって30分ぐらいかかるんです・・・。
道具の準備から何から何までとてもややこしいし
門外不出なので当然教本どころかメモももらえない・・・
なのでお稽古が終わってからめちゃくちゃメモするんです。
(茶室でメモできないのは基本マナーだったりします)

でも30分・・・w
もう自分の点前中
足はしびれるし、
難しすぎて何がなんだかわからんし
意識もうろうですらありますw

ということは???

何年もかけて、点前を自分でマニュアル化します。
稽古が終わってからメモを作って復習するのです・・・。

茶道は独特な用語がたくさんあって、
例:茶入れの入っているカバー的袋⇒仕覆とか
聞こえてる先生の指導の言葉の
意味も漢字も全くわからん
そんなことはよくあるわけです。

よく頑張りました~

なんだかんだ言いながらよく頑張りました。
ここは水を差さない、ここは茶巾をたたみかえる。
手の扱いはあれこれ・・・
一度通したときに先生と???ってなったんで
再度通して解消しました。

タイトルになっているような
呪文のようなフレーズってめっちゃ大事で
その点前の基準になったりしています。

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