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【バズコラvol.24】南海トラフ巨大地震の前兆地震とは?

『【バズコラvol.24】南海トラフ巨大地震の前兆地震とは?』

バズるコラム
南海トラフ巨大地震の前兆地震とは?
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南海トラフ巨大地震年表
684年 白鳳地震(南海◎、東南海△)
887年 仁和地震(南海◎、東南海◎)
1096年 永長地震(東南海◎、東海△)
1099年 康和地震(南海○)
1361年 正平地震(南海◎、東南海◎)
1498年 明応地震(南海○、東南海◎、東海◎)
1605年 慶長地震(南海△、東南海△)
1707年 宝永地震(南海◎、東南海◎、東海△)
1854年 安政地震(南海◎、東南海◎、東海◎)
1944年 昭和東南海地震(東南海◎)
1946年 昭和南海地震(南海◎)
※()内は震源域の可能性を示す。◎は確実、○は確実視、△は可能性あり。

南海トラフ巨大地震の前兆地震
南海トラフ巨大地震の前兆地震としては、西日本の内陸型地震の発生が知られています。
海洋プレート(フィリピン海プレート)が西日本が乗っかっている陸側のプレート(ユーラシアプレート)の下に潜り込む際、固着域(南海トラフ震源)に非常に大きな歪み(M8〜M9クラス)が溜まります。
それと同時に陸側のプレート(西日本)も押されて歪みを溜め込みます。この時、陸側のプレート(西日本)の地殻内は南海トラフの固着域の歪みが解放されるまで持ちこたえることができず、内陸型地震(直下型地震)として歪みを解放するという要因があります。

南海トラフ前兆地震年表
【安政地震予兆】
●安政東海地震 
1854年12月23日(M8.4)
●安政南海地震 
1854年12月24日(M8.0)
(予兆地震)
1819年 文政近江地震(M6.9)
1830年 京都地震(M6.5)
1854年 伊賀上野地震(M7.2)
【昭和地震予兆】
●昭和東南海地震 
1944年12月7日(M7.9)
●昭和南海地震 
1946年12月21日(M8.0)
(予兆地震)
1899年 紀伊大和地震(M7.0)
1905年 芸予地震(M7.2)
1909年 姉川地震(M6.8)
1922年 島原地震(M6.9、M6.5)
1925年 北但馬地震(M6.8)
1927年 北丹後地震(M7.3)
1943年 鳥取地震(M7.2)
次期南海トラフ巨大地震予兆
1995年 兵庫県南部地震(M7.3)
1997年 山口県中部地震(M6.6)
2000年 鳥取県西部地震(M7.3)
2001年 芸予地震(M6.7)
2005年 福岡県西方沖地震(M7.0)
2016年 熊本地震(前震M6.5、本震M7.3)
2016年 鳥取県中部地震(M6.6)
※気象庁のデータを基に集計。
※西日本の内陸型地震(直下型地震)マグニチュード6.5以上の地震を集計。

南海トラフ地震臨時情報発表条件
南海トラフ地震臨時情報(調査中)
・監視領域内でマグニチュード6.8以上の地震が発生。
・1カ所以上のひずみ計での有意な変化と共に、他の複数の観測点でもそれに関係すると思われる変化が観測され、想定震源域内のプレート境界で通常と異なるゆっくりすべりが発生している可能性がある場合など、ひずみ計で南海トラフ地震との関連性の検討が必要と認められる変化を観測。
・その他、想定震源域内のプレート境界の固着状態の変化を示す可能性のある現象が観測される等、南海トラフ地震との関連性の検討が必要と認められる現象を観測。
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)
・想定震源域内のプレート境界において、モーメントマグニチュード8.0以上の地震が発生したと評価した場合。
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)
・監視領域内において、モーメントマグニチュード7.0以上の地震が発生したと評価した場合(巨大地震警戒に該当する場合は除く)。
・想定震源域内のプレート境界面において、通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価した場合。


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