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復職前日記③どうにもならない気持ち

結論から言うと、産業医面談は散々だった。

面談で自分の体調を話すことが苦手な私は開始早々泣き、涙が止まらないままずっと話すしかなかった。
休職できる日数がほぼ残っていない私は、もう復職するしかない。
なのに、涙と共に仕事に対するネガティブな気持ちが爆発してしまった。
本当なら復職できない状態と判断されたけれど、それでは退職になってしまうと見兼ねた産業医が条件付きで復職可にしてくれた。
首の皮1枚繋がったわけだ。
だがしかし、条件は結構厳しいもので、フルリモートでやっとくらい仕事に復帰できると思っていた私だったが毎日出社が必須条件になった。
仕事量をこなさないと勤務状態チェックに引っかかるし、業務時間内に長めの休憩を取ったり、勤怠がうまくできてなかったらすぐに病院に行かされるらしい。
もちろん泣いたりなんかしたら一発早退、一発病院送りだ。
それをせずして私はいつまで働き続けることができるのだろう。
この不安定な心はすぐに泣けてきてしまうと言うのに、トイレで気を落ち着かせていたらダメって本当に私には無理だ。
給料をもらうんだから、ちゃんと働かなきゃダメなことくらいわかってはいるけれど。
それでも、ハードルが私にはすごく高い。
面談中に何度もそれを考え涙が止まらなくなった。

本当は元気な姿で産業医面談に臨むつもりだった。
できると思っていたし、そうするしかないと思っていた。
なのに、できなかった。
悔しくて、こんな自分が情けなくてどうしようもなくて消えたくなった。

どうしたら、いつになったらこういう時自分を責めずに守ってあげられるんだろう。
大丈夫、ちゃんとできるよ、って自分に言ってあげれるようになるんだろう。

私はいつも私を責める。
きっとこの仕事を1ヶ月も続けることはできないだろう。
続けられない自分を殺したくなる。
元気な時はブログに書いているみたいに寛容に過去の自分を認めてあげられるのに、今、生きている、今の私を認めることはとても難しい。


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