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スタッフインタビュー【経験と一緒に自信も後から追いかけてきてくれるような、そんな感覚です】

今回は、サービス管理責任者として活躍されている比金さんにインタビューした際の記事を再掲載させていただきます。

自己紹介

エンラボには2021年4月に入社しました。
今はエンラボカレッジ蒲田に所属しています。

私は転職を2回したことがあって、エンラボが3社目になります。新卒では有料老人ホームに入社し、介護士とちょっとだけ音楽のお仕事をやっていました。

2年ほど経過したのち転職して、次は老健と言われる高齢者施設に入社。
ここでも介護士と音楽療法士として働いていました。
そちらも2年ほど働いて、2021年の4月にエンラボに入社しました。

自立訓練と就労移行の事業に絞って転職活動

今まで人の役に立ちたいといいますか、福祉の仕事をずっとしたいなと思って高齢者福祉の世界で働いてきたんですが、4年ほど働いてきた中で、割と施設内で完結しちゃうなって感じていたんです。

施設にいらっしゃる利用者さんのケアやサポートをして、それで終わりという形になっていて、それもその方の一生を支える上で、すごくやりがいはあったんですけど、もう少し世の中に目を向けていきたいなとか、世の中のこんな方が困っていて、じゃあどんなサービスがあったらいいのかとか、いろんな人たちや施設と関わりたいなっていう気持ちになってきて。

それでいろいろ転職活動をしている中で、障害者福祉の世界を知ったんです。

自立訓練や就労移行など、いろいろなサービスがあるんだなぁと知って、チャレンジしたいって思ったんですよね。そのほかは、企業理念や会社の雰囲気、福利厚生なども見つつ転職活動をしていました。

エンラボへの決め手

ありがたいことにエンラボ以外の企業様からも内定をいただいていました。それでもエンラボに決めたのは、やっぱり理念に惹かれたっていうのはありますね。

「誰もが自信を持てる社会を作る」って、自分自身にもすごく刺さった感覚があるんです。

自信を持っているように見える人って、多分自信を持ってるって概念もないでしょうし、そこに気づくという感じではないと思うんですけど、理念に”誰もが”と打ち出しているってことは、みんなそれぞれにいいところがあって、それを補える活動だったり、取り組みをやっている会社なのかなぁと思いました。

そこに指針がある会社は絶対良い会社だ!っていう自分の中で何か確信的な想いがあって、理念に共感したのが決め手の一つです。

あと決め手がもう一つあるんですけど、面接で事業所の雰囲気を見せてもらった時に、感覚的なんですけど、すごくナチュラルに過ごしている方が多くて。

初めてお邪魔したにも関わらず、スタッフや利用者さんもみんなが「こんにちは~っ」て自然な感じで挨拶してくれて、何かここはすごく居心地がいいぞっ!て肌感覚でもすごく働いてみたいなと感じたんです。

また、応募するきっかけ話になるのですが、求人広告に掲載されていたスタッフさんの笑顔がめちゃくちゃ素敵で、「この人と働きたいっ!」ていうのと、面接官の方の話の聞き方とか、振る舞いに人徳が出ていて、ここの人たちはきっとみんなこんな人たちばかりなんだと思って、「ここに入りたいっ!」ていう気持ちがより増していったところがあります。理念の共感と、働いている人たちの温かさで決意が固まっていったという感じです。

きっかけとなった写真がこちら↑↑↑ いい笑顔していますね◎

介護から福祉への転職。経験は活かせてる?

音楽療法はカチッとプログラムを組んで、こういう目的で関わりますとか、長期的な計画を作ってセッションをやっていくというのがスタイルではあるので、エンラボのワークとして取り組んでいくのはなかなか難しいんですけど、全く活かせていないわけではなくて、プログラムも、例えばソーシャルラボだったり、アクティビティの中でも音楽を使う機会がある際に取り入れさせてもらったりしています。

その点は面接時から、音楽療法を活かせるプログラムを作ってもらったり、要素とかも取り入れてやってみてほしい、と言ってもらえていたので、まさにその通りやらせてもらえていて嬉しいです。

経験スキルを活かしつつ、新しい方法で支援を見出せているということですか?

そうですね。
これまで提供してきたセッション(=一緒に歌ったり、合奏したり、演奏を聞いてもらうなど)のような形では提供できていないですが、音楽を使って人と交流する、音楽を媒介にコミュニケーションをとったり一緒に癒しを感じて、補完し合うみたいな目的や使い方では使えている気がするので、私も新しい形でチャレンジできて勉強になっています。

障害福祉への新たなチャレンジ! 不安はありましたか?

最初はもう不安だらけでした(笑)

一番そう感じたのは、『どこまでサポート?』ということ。

変な言い方かもしれないですが、学生(利用者)さんに声をかけていいのかとか、どこまで介入する必要があるのかみたいなところですごく迷いました。

これまで高齢者の方々にも、1から10までサポートするというのは変な話で、持っている残存機能などを活かしつつお手伝いはすることは大切にしてたんですが、やっぱりお年を召されると、できることも少しずつ減ってくることが目に見えてもわかるので、基本的な身体介助など、こちらからのアプローチをすることが必要になります。

でも、エンラボに通ってらっしゃる方は身の回りのことは普通に自分でできる方がほとんどなんですよね。

心の面で不安定だったり、理解できないものがあって不安だとか、わからないっていうところがあったりして、それは外から目に見えるものではない

だからこそ、なんていう風に声をかけたらいいのかとか、困ってるから通われているのですが、困ってますよねっていうのも何か恩着せがましい気がして変だし、どういう風にこの方々と関わっていくのがいいのかっていうジレンマにかられてましたね。

今も迷うときはすごくあるんですけど、自然に会話をしていったら、その方のお気持ちとか、困ってることがわかるようになってきたという感じはします。

きっと、最初からガチガチにこの人にはこういう対応しなきゃ!みたいに自分自身で固めちゃっていたので、それに困って自分が迷子になってたんだなって、今振り返ると思います。

そうじゃなくて、やっぱり人と人との関わりだから、まずは距離を縮めたり、仲良くなるって言い方も変ですけど、お互いを知っていってその中で、この方にはどんなサポートや支援が必要なのかなっていうふうに考えられるようになっていくことが大切だなと感じました。

エンラボに入社して感じたギャップ

『福祉サービス』に対して、最初は自分の中でものすごく凝り固まっていた部分があったと思います。

この人にはこういう対応しなきゃとか、テンプレみたいのが私の中にあって、だから、医療の知識をもっと知らなきゃとか、制度をもっと理解しなきゃ、何も知らない中で現場に入るのはおこがましい、みたいなガチガチに固めていた部分がありました。

でも、エンラボで働いていく中で、わからないことがあるのは当然だし、わからなくても、できることから対応すればいい。わからないことはこれから知ればいいんだっていうようなギャップといいますか、そんな発見がありました。

だからもし今、入社時の自分に声をかけるとしたら「もっと素直になっていいんだよ」って言いたいです。

もっと勉強してからじゃなきゃ、学生(利用者)さんと関わるのは早いよって思ってる自分がいたんですけど、いやいやそうじゃなくて目の前にあることからできることをやっていくと、自然にできていくんだよって伝えたい。

肩の力を抜いて、わからないことはわからないって言って周りの方々を頼っても、いいんだよって言ってあげたいです。

エンラボに入社して1年、嬉しかったこと

なんか、すごい今幸せなんです。

働けて、日々の積み重ねがあって、その先に繋がるものがあって。

考えて悩むことも多いんですけど、日々を丁寧に接してきてよかったなって。
その積み重ねで自信がついてきたなっていうのをすごく感じています。

自分自身が元々自信がないタイプの人間だったんですけど、今はなんか自信を持とうって無理に意識する必要はないのかなって思っています。経験すると自然に自信がついてくるような。経験と一緒に自信も後から追いかけてきてくれるような、そんな感覚です。

これまでエンラボでいろいろな経験をさせてもらったからこそ、そう思えている気がします。何か大きな〇〇をやったから、こうなったとか、大きなエピソードがなくて恐縮ですけど(笑)

入社して1ヶ月後にはプログラム作りをやらせてもらえたり、企画も1から作らせてもらう中でもっと勉強しなきゃな、なども思うんですけど、それでも任せてもらえることが嬉しかったり。

医療知識とか制度などの理解が高まっていない中でも、見学の方の対応だったり、体験で来られてる方の対応だったりもいろいろ任せてもらえて、そんな機会がコンスタントにあったので、実践を繰り返す中でできることが着々と増えていって、前より自信がついているように感じられているんだと思います。

正直、慣れるまではちょっと不安もあったんです。
私がやっていいのかしらって(笑)

でも、もう任せてもらえたのだからやるしかないな、みたいな気持ちでいたのと、同時にワクワクもあったんですよね。

だから楽しみながら取り組めましたし、不安が喜びに変わっていきました。

今後エンラボで叶えたいこと、やってみたいこと

新しいものは何か作っていきたいなって思っています。
自分でイベントを企画したり、システムを作ってみたりとか。

元々、転職したきっかけも外部ともっと繋がりたい、もうちょっと世の中のことを知りたいというところがあったので、自分が得たことを活かして、世の中のニーズも知りながら発信できたら、困ってる人が減ったり、必要な時に必要な資源を活用できる社会になるんじゃないかなって思うんです。

自分の特技を活かして、というところで言えば、‘’新しい音楽療法のかたち‘’を完成させ、外への発信をしていきたい。

比金さん(写真左)、前職で利用者さんに向けたコンサートの演奏風景

エンラボの中で音楽療法のあり方ももっと枠にとらわれずにやっていきたいですし、いろいろアップデートしていきたいなって思っています。

行く行くは、音楽療法学会でエンラボでの取り組みと、自ら検討した新しいかたちを提唱ができたらなぁ、なんて思ってます。

3年後を目安にイベント等新しいことを創造したり、音楽療法支援提供の新しいかたちを完成させていき、外へも発信していくという感じですかね。ちょっと大きな夢だったりもするのですが(笑)

それが今感じる、自分の完成形に近いものなのかなって。

外部とのかかわり

エンラボは外部とかかわる機会は、すごく多いです。

前職との比較になるので、あくまでも自分の知っている中での基準になってしまうんですけど、本当に多いですね。

関係機関の方からの紹介で見学来ていただく方も多いですし、外部の方と勉強会をしたり、情報共有の機会があったりもするので多いと思います。

あとはこれから始動になりますが、”ちーむgoen”としても活動していく予定なので、イベントの周知や、関係機関外部向けの説明会実施などでもっと増えていくと思います。

”ちーむgoen”とはどういうものですか?

エンラボやエンラボの取り組みを知っていただくために活動していく、そんな組織です。(各事業所のスタッフ1名ずつ+管理者というメンバーで構成)一つの機関だけで支援が完結してしまうことってないので、当事者の方により良い将来を歩んでもらうために、支援の輪を広げていくことを大切にして活動していく、ということを目的に活動していきます。

なんだかとても長くなってしまいましたが(笑)、

要は関係機関同士が繋がったり、協力し合えるような流れを促進できるように働きかけていく、という感じですかね。”ちーむgoen”はこれから始動していくものなので、どんなふうになっていくのか、私も楽しみです!

ちなみにこの”ちーむgoen”という名前ですが、メンバー全員でワイワイと決めました!(笑)こういう細かいところもみんなで楽しみながら決めていけるのも、エンラボの好きなところの一つですね。

エンラボに興味を持ってくださっている方へ

エンラボは学生(利用者)さんに自己理解について深堀りをしてもらいながら支援サービスを提供しているので、必然的にスタッフの自己理解も深まっていくところがあるんですよね。

それが最初は、自分自身の苦手なことが明るみになって不安になってしまったりすることもあると思うんですけど、それが明確になることで次へのステップがわかり自信に繋がったり、すっきりする感覚というのもあると思うので、仕事をしていくうえでも役立つと思うんです。ステップアップした自分になれると思います。

なので、ちょっと迷っている方は、自分自身の成長の為にも飛び込んでみていただきたいなって思います。

スタッフはみな温かい人ばかりなので、安心してください。
ぜひ一緒に働けたら嬉しいです!

おまけ〜仲間とのヒトコマ〜

入籍したときに主人が事業所に訪問。スタッフみんなでお祝いしてくれました〜!


株式会社エンラボでは一緒に働く仲間を募集しています◎


コメントからでもお気軽にご連絡ください。

ホームページにも詳しく掲載しておりますので、
ご覧いただけますと幸いです。

月に何度か、会社説明会も開催しておりますので、
ぜひお気軽にご参加ください◎

8月の開催日は、
18日(金)19:00〜
19日(土)11:00〜 / 16:30〜
25日(金)19:00〜
26日(土)11:00〜 / 15:00〜

となります。
(各回、参加人数5名までとさせていただいております)

又、管理本部では現在経理担当を担ってくれるスタッフを募集しております。

会社説明会、管理本部スタッフ募集について、
気になる方はコメントからご連絡ください◎

それではまた。

エンラボ カレッジ 蒲田スタッフの皆さん◎

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