見出し画像

出産をためらう理由:体力・その2

※その1をざっくりとまとめると、幼少期の影響も皆無ではないけど、近年のオーバーワークと雑な食生活による栄養失調と添加物の悪影響で、去年、体の疲労がピークに達した、という内容。その2はその続きから。

「私はタフだし、多少食べなくても大丈夫だぜ☆時間もお金ももったいないし、昼にコンビニでおにぎりでも食べれば十分だぜ☆へへへ!」とか思っていたのは自分の頭だけで、実際は全然大丈夫じゃなかった。それが、2人目の妊娠と同時にじわじわと現れてきた。

2016年の春に2人目を妊娠して、アトピーが一気に悪化。また全身に傷ができ、原因不明の浸出液が出まくって超痛いし痒いし、体は真夏でも寒いし(全身に包帯を巻いて、長袖&レギンスを着込み、毛布をかぶっていても寒かった)、不審な痙攣とかも出るしで、全く眠れないどころか、布団で寝返りを打つのも苦しく、お風呂に浸かっているのが一番楽だったので、最長16時間とか入っていたりとかするような生活になってしまった。それが、出産する冬まで続いた。

その時、自分の健康やアトピーとは何かということについて改めて考え、お腹の赤ちゃんを守るために体の中の不要なもの(それまで溜めに溜めてしまった添加物や、薬の悪影響等)を体外に排出しようとしてたんだな、と自分の状況を冷静に分析はしたし、それで納得もできたけど、でも理由がわかって納得したからといって体が動くわけでもない。むしろ、出産が近づくにつれてお腹の赤ちゃんに栄養は最優先で届けられ、さらにそれまでの添加物まみれの食生活が祟ったのか、「何かしらは食べなくては・・・」と思って食べたお弁当とかコンビニのおにぎりを体が受け付けなくなり、食べたものを全部吐いてしまい、出産直前の体重は57kg(身長168cm)しかなかった。

それでも無事に出産し、生まれてきた娘は家族の中で一番健康で、乳児湿疹もほとんど出ないくらいだったので、私の体は赤ちゃんを守る為に本当に頑張ってくれたんだな、と感動したし、娘が健康なことが何より嬉しかった。

が、そこから、添加物や体に負担のある食材を受け付けない体になったようで、今もそういうものを食べると即吐く。先日も、息子が久しぶりに外食がしたいというので約1年ぶりに和食屋さんに入ったのだけど、会計前に全部吐いてしまった。

また、妊娠中の去年(2016年)は、本当に寝てばかりだった上に、傷だらけで体に相当負担がかかっていた為、体力がめっきり減ってしまい、今年は本当に無理のきかない1年だった。今でこそ息子に絵本を読んだり、少しなら公園で遊んだりもできるようになってきたけれど、夏くらいまで子どもに絵本1冊を読んであげることさえもできなかった。娘におっぱいをあげてそのまま一緒に寝落ちることはもちろん、そもそも1冊を読む体力もなく、座ってることもしんどかったし、頑張って読んだとしても、本を読んだだけなのに息切れするほどだった。

出産から1年経ち、もちろん状態は良くなった。今は傷もほとんどないし、包帯もしていなければ厚着もしていない。外出も徐々にできるようになってきたし、子どもに絵本を読んであげることもできる。

けど、やっぱり多少無理をして予定が重なったりすると翌日とかは寝込むし、前述の通り添加物は一切受け付けない体になってしまったので、うっかり下手げなものを食べようものなら全力で吐いてしまい、やっぱり寝込んでしまう(ちなみに、外食の翌日もお腹が痛くて寝込んだ)。

父さまはそんな私の体を労ってくれて、料理は全部やってくれるし、家事もほとんどしてくれる。私がしているのは、せいぜい洗濯物を干して取り込むくらい。それだって、調子が悪いと「お母さんは母乳をあげるという、僕には絶対にできないことをしてくれているんだから、ゆっくりしてて」と言ってくれるし、そもそもが「まずは健康になりなさい!」と、あれこれしようとする私を戒めてくれる。

と、まぁ、そんな調子なので、果たして3番目を生む体力が私にあるのか、2番目の妊娠中と同じことが起きないと言い切れるのか、仮に産めたとして乳児2人を世話できるのか。私以上に、父さまが心配している。そして、彼はもともと、子どもはとても大事だし、可愛いし、決してないがしろにはしないけど、それ以上に私が大事だと言ってくれている。2番目を産むとき、「もし万が一出産の時に何かがあって、どちらか1人の命しか選べないとなったら、僕は君を選ぶ」と言ってくれたくらい、ありがたいことに本当に私を想ってくれている。おまけに、超心配性なので、本当に3人目の妊娠で私が苦しまないか心配してくれている。

私は割と楽観的なところがあるし、今年は本当に健康について改めて調べ直して、考え直して、食生活もがらっと変えた。活動の仕方も本当に抑えて、家族との時間が最優先で、遠出(と言っても電車で1時間もない距離の範囲内)も月に3回電車に乗れば良い方だ。それだって、父さまがいないで私だけで子ども達と出ることはほとんどなく、この1年で数回だ。そのくらい慎重に行動しているし、健康の改善に努めている。

実際、体は本当に改善していて、体力もついてきている。多少寝込むこともあっても、それだって原因がはっきりしているから(変なものを食べるか予定の詰め込みすぎ)、その原因を避ければ良いだけだ。さらに、出産は今ではない。いわゆる十月十日後、来年の秋頃だ。それまでに更に元気になっていることだって考えられるし、元気になるように行動する。だからきっと大丈夫!とは思うけど。。。

実際、出産は健康な体でもどうなるか本当にわからないし、これで去年と同じことが起こったらと思うと本当に不安だ。私はまだ30歳。もし今諦めて、3年後に改めてとしても、まだ33歳。何も焦ることはない。けど、その時に本当に3人目の子が改めてきてくれる保証もない。そう思うと。。。

と、考えがぐるぐるしてしまって、結局何も結論は出せていない。

とりあえず、体力についてはものすごーく不安があるのと同時に、それを改善するための動きをしている自負はある。ただ、改善しきっていないからたまに寝込むし、寝込むとやっぱり不安になる。

更に、それに伴い、もう一つ懸念していることがある。それについては半ばトラウマなので、書くけれども全体公開にはせず有料にしようと思う。価値がある話でもないし、自分のために書いているようなものなので、誰が読むのかもわからないけど、もし読んでくれる人がいたら、そのお金で息子にリンゴでも買ってあげようと思います(笑

ここから先は

2,375字

¥ 100

ここまでお読み頂きありがとうございます!重度のアトピー(癌だった疑いあり)から医者にかからず回復中の一男二女のお母さんです。日々の出来事から感じたことや考えたことを綴っています。元気になったら表現活動や新月材を使った場所作りなどしたいことが沢山あるので、応援宜しくお願い致します!