見出し画像

【ぐるっとパス2024で行ってみた 6】松岡美術館/日本の山海

入ってすぐ、中庭が美しい美術館。

HPからの借り物


水盤に散らされた花も美しい

庭の美しさもさることながら、これ欲しい!だったのが、


「猫の給仕頭」ディエゴ・ジャコメッティ

「猫の給仕頭」ディエゴ・ジャコメッティ(Diego Giacometti)1967年
写真撮影不可だったので画はCHRISTIE’Sからの借り物

鳥籠に入れる給餌台として制作されました。「小鳥に餌を給仕する猫」というアイロニーに満ちたこの小さなブロンズ像

松岡美術館

松岡美術館の人気No.1だそう。絵葉書はあったのだが、レプリカ、欲しい!

2階から中庭の眺め。「猫の給仕頭」の他に素敵だなと思った彫刻が階段の踊り場に飾られていた。左下にちょっと見える「衣を脱ぐ」。

「衣を脱ぐ」ジャコモ・マンズー

写真撮影が禁止だったので、代わりに同じ作者で同じタイトルの別の作品を。

「衣を脱ぐ」ジャコモ・マンズー@箱根 彫刻の森美術館

松岡美術館蔵(1981年)とはヘアスタイルや衣の脱ぎ具合が違うが、こちらはこちらで美しい。足、長っ!

「凪の日」佐藤隆良 1983(昭和58)年

フライヤーにも採用されていないから、紹介し辛いが、
自室のインテリアに、というより「飽かず眺めていられる作品」。
興味がある方は松岡美術館の収蔵品データベースで。

「漁村A」佐々木一郎 1988(昭和63)年

収蔵品データベースで見るより実物はもっと色が美しい。白がなんとも言えない美しさだった。

ばく」加藤勝重 1914(大正3)年

再興第67回院展 奨励賞受賞

当たり前すぎるが、写真ではこの絵から感じた躍動感や聞こえそうな水音、しぶきなどが伝わりにくい。ラピスラズリを思わせる藍色も素敵だった。


「海辺の天主堂」斉藤あつし 1974(昭和49)年


凪いだ海、沸き立つ雲を背景に、画面中央に堂々と建つのは、九州天草の羊角湾を臨む﨑津天主堂。


フライヤーにあった
「暁富士」横山操 1966(昭和41)年も素晴らしかった。フライヤーの画だと木々は白く見えるが実際は黄金色。黄金色が神々しさのスパイスとなっていた。

翌日にはこの展覧会の会期が終了してしまう土曜日、天気も良かった。そんな日だったら大きい展覧会だと押し合いへし合いしてしまうところだが、そこは小さ目な美術館の展覧会。人の出も少なく、落ち着いて一枚一枚を自分のペースで楽しめるのがよかった。

この日は「ぐるっとパス」を使って、100円割引で
松岡美術館近く「国立科学博物館付属 自然教育園」へ。

2024年6月1日(土)
場所によってはほんど人が映り込まないくらい人がいない。

ぐるっとパス2024で行ったよ
1.郷さくら美術館 800円
2.ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 600円
3.泉屋博古館東京 1,000円
4.五島美術館 1,100円
5.東京都庭園美術館 1,400円
6.松岡美術館 1,200円
7.国立科学博物館付属 自然教育園 100円(割引前の金額320円)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?